本日は日経平均株価は下落したもののマザーズ市場が昨日に続いてのアゲアゲでした。
もちろん一旦は調整するのでしょうが、マザーズはまだまだアゲアゲで行くのだと思います。
今日の昇り龍候補銘柄は2411 ゲンダイエージェンシーです。
パチンコ広告業界からの事業転換が期待できる企業です。
チャートにも期待感が現れ、このまま昇り龍になりそうな雰囲気をもっていると思います。
ゲンダイエージェンシーは、パチンコ店向け広告取り扱いの国内一位という地位を確立し、その強みを活かして新規顧客の開拓とビジネスの多角化に力を入れています。塾、競輪、住宅関連などの新規分野における顧客開拓も順調に進んでいます。また、折込広告からより利益率が高いインターネット広告への切り替えを進めており、その結果、営業利益の改善が続いています。
新型コロナウイルスの影響が薄れ、パチンコホールの客足が回復してきています。これに対応するために、今期4%の賃上げを実施しています。しかし、この賃上げには約0.7億円の原資が必要となるため、これが経常益にどの程度影響するのかに注目が集まります。
ゲンダイエージェンシーは、ビジネスの好調を反映し、株主への利益還元として連続増配を実施しています。また、時価総額は56.4億円と一定の規模を保っており、財務面でも健全さを保っています。
今後のゲンダイエージェンシーの業績に影響を及ぼす要因として、広告規制の緩和と次世代機の出荷増があります。これらはパチンコホール向け広告の需要を刺激し、ゲンダイエージェンシーの売上高と利益を引き上げる可能性があります。
ゲンダイエージェンシーの業績は回復傾向
ゲンダイエージェンシーの業績は回復傾向にある。2019年度と2020年度の後の一時的な落ち込みから、2021年度と2022年度にかけて、売上高は再び上昇し、2023年度にはさらに増加を続けている。そして、2024年度には、既に8,100百万円の売上高が予想されており、経常利益も520百万円に達する見込みだ。これらの予想は、企業の成長軌道が確実に回復していることを示している。
ゲンダイエージェンシーの自己資本比率は72.5%と高く、企業の財務状況が非常に健全であることを示している。高い自己資本比率は、企業が外部からの資金調達に頼らずにビジネスを運営できる能力を示す重要な指標であり、企業の経済的な耐久性を示す。
連続して増配を行い、2024年度の予想配当利回りは4.08%となっています。この高い利回りは、投資家への利益還元に重きを置く同社のポリシーを反映しています。さらに、予想される配当増加とともに、株主への更なる還元が期待できます。
営業キャッシュフローは390百万円で、前年比から微増しています。投資キャッシュフローはマイナス104百万円となっていますが、これは企業の成長と拡大に向けた投資が活発に行われていることを示しています。財務キャッシュフローはマイナス546百万円となっており、これは配当や債務返済などのための支出が増えていることを示しています。しかし、現金等の残高は3,729百万円と依然として健全な水準を維持しています。