昇り龍になりそうな銘柄を探します。

3692 FFRIセキュリティ(株価1141円)

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今日の日経平均は前日比600円以上の大幅高。マザーズ指数はそれほどでもありませんでしたが、前日を下げから一旦はストップした感じです。

日経平均先物がSQを通過したので、ここからまたさらに上がっている気配が出てきました。アメリカの景気のほうも一旦は落ち着いた感じになっているので、ここから日経平均、マザーズ指数ともに結構上げていくのかもしれません。しかしながら今日は雇用統計の日でもあり、注意が必要なので、あまり 無理なトレードはしないほうがいいのかなと思っています。

今日の昇り龍候補銘柄は3692 FFRIセキュリティです。こちらはサイバーセキュリティーの会社になりますが、この他にも細谷火工など、防衛関連銘柄がちょっと買い時になっているような雰囲気があるので、地政学的なリスクに気をつける必要があるかもしれません。

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FFRIセキュリティの概要

サイバーセキュリティは現代のビジネスにとって欠かせない要素であり、それを提供する企業がこれからのデジタル化社会で重要な役割を果たすことは間違いありません。その一角で活動を展開する(株)FFRIセキュリティは、その専門性と高い技術力で一世を風靡しています。

同社が提供する「ヤライ」は、標的型攻撃からネットワークを防御するという画期的なサービスで、防衛省など安全保障関連の業界でも高く評価されています。しかしながら、セキュリティソフト「ヤライ」の売上が縮小傾向にあるという事実は無視できません。この傾向が続けば、同社の経営に影響を及ぼす可能性があります。

一方で、安全保障案件の拡大が利益を牽引しており、政府がサイバー攻撃からの防御能力を強化するという国策にも対応しています。これは、同社がその教育分野の強みを活かし、政府の目指す4000人の関連部隊の訓練を支援するチャンスを意味します。さらに、10人以上の技術者の採用を継続するなど、人材育成にも力を注いでいます。

しかしながら、その一方で人件費の増加が進行しており、これが営業益の改善を阻害する可能性があります。これは、サービス強化と人員増という二つの課題の間で、バランスをとる難しさを示しています。

それでもなお、FFRIセキュリティはサイバーセキュリティ業界のリーディングカンパニーとしての地位を維持しています。同社がこれからも技術革新と人材育成に注力しながら、成長を続けることは間違いありません。ただし、それが営業利益の改善にどれだけつながるかは、これからの経営戦略と市場環境によるところが大きいでしょう。

FFRIセキュリティの2024年に向けての業績予想

サイバーセキュリティ分野での専門家である(株)FFRIセキュリティは、次の数年間での業績の伸びを予想しています。しかしながら、その道のりは必ずしも平坦ではないかもしれません。

売上高は2024年までに連続で増加すると予想されており、2022年度の1779百万円から2024年度の予想である2150百万円まで、着実に成長を見せています。しかし、一方で営業利益は2023年度に一時的に減少すると見込まれており、2022年度の103百万円から45百万円へと大幅に下落します。ただし、2024年度には再び増加し、160百万円へと回復すると予想されています。

この営業利益の一時的な下落は、人件費の増加や投資の拡大など、成長に向けた投資が原因と考えられます。また、その結果、短期的な営業利益の減少が見られるものの、長期的には営業利益の回復とともに経常利益や純利益も増加すると見込まれています。

また、同社の財務健全性も見逃せません。自己資本比率は68.6%と高く、有利子負債はゼロとなっています。これは、同社が財務上のリスクをしっかりと管理していることを示しています。

しかし、キャッシュフローには改善の余地がありそうです。営業CFは2022年度にマイナスとなっており、その結果、現金等も減少しています。これは投資の拡大や人件費の増加などによるものと考えられ、これらの要素が企業のキャッシュフローを圧迫している可能性があります。

それでも、同社は業績を着実に伸ばしていくことを予想しています。その成長の道のりは一時的に厳しいかもしれませんが、その先には明るい未来が待っていると言えるでしょう。そのため、投資家は同社の長期的な成長戦略とその実行能力に注目すべきです。

noboriryu105
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