昇り龍になりそうな銘柄を探します。

3672 オルトプラス(株価227円)

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今日は日経平均がまたしてもバブル後の最高値を更新し、マザーズ指数も大幅に上昇しました。

先月・先々月の相場からしたら信じさらない雰囲気ですが、これも相場ですからビッグウェーブに乗っていくしかないでしょう。

さて、今日の昇り龍候補銘柄は3672 オルトプラス(株価227円)です。スマホゲーム関連銘柄の一角ですがここから波に乗ってきてほしいと思います。

オルトプラスの概要

オルトプラス(3672)は、2010年の設立以来、スマートフォンゲームの世界をリードしてきた企業です。特に女性向けやスポーツ関連のゲームが強みで、他社と協力しながら独自の開発を行っています。また、開発人材の派遣も手掛けるなど、ゲーム業界の裏方としての一面も持ち合わせています。

しかしながら、現在のオルトプラスは経営的な挑戦に直面しています。新作の発売が減少し、不採算タイトルの終了による運営費の削減やオフィス縮小による賃料の軽減が行われています。これらの対策は、一定のコスト削減をもたらしたものの、開発費の増大による営業赤字はなお続いています。さらに、営業外の広告協力金も減少しています。

しかし、この困難な状況を乗り越えるための新たな取り組みも見えてきました。その一つが1月に配信した『トレサカ』というゲームです。このゲームでは、LINEのNFTを活用して選手カードの売買が可能となるという新機能を実装。さらに、投資負担が大きい子会社の売却などを検討するなど、組織の構造改革を進めています。

経済的な指標を見ても、オルトプラスは営業赤字から抜け出すための挑戦を続けていることがわかります。ROE改善度はマイナス33.4ポイントとなっていますが、一方でネットキャッシュは4.8億円となっており、資金繰りは一定の安定を保っています。

オルトプラスは現在、業界の中で時価総額順位87位となっていますが、この位置から一歩前進するためには、新たな試みや改革が必要となるでしょう。その中で、どのように自社の強みを活かし、新たな価値を生み出すのかが試されることになります。

このような状況の中、オルトプラスが見せる挑戦は、まさにゲームの世界に通じるものがあります。どのようにレベルアップし、次のステージに進んでいくのか。その挑戦はまさに本人たちが開発するゲームの世界そのものです。

その挑戦の一環として注目されるのが、新作『トレサカ』の成功です。このゲームが新たなビジネスモデルとなり、経営の好転につながる可能性があります。NFTという新しい技術を採用し、選手カードの売買を可能にすることで、プレイヤーに新たな楽しみを提供し、同時に収益性を高めることを狙っています。

また、その他の構造改革も進行中です。大型投資を必要とする子会社の売却や、運営体制の見直しも含まれています。これらの施策が進行する中で、オルトプラスは自身のビジネスモデルを再評価し、より効率的で持続可能な経営体制を築いていく必要があります。

しかし、挑戦は簡単なものではありません。それはまさに彼らが作るゲームのようなものです。難関を乗り越え、次のステージへと進むためには、プレイヤーの知恵と技術が問われます。オルトプラスもまた、そのゲームのプレイヤーであり、同時にそのゲームのクリエイターでもあります。

オルトプラスのこれからの展開には注目が集まります。彼らの挑戦が、ゲーム業界全体の新たなトレンドを作り出す可能性もあるからです。その先にどんな未来が待っているのか、私たちはただ彼らのプレイを見守るしかありません。だが一つ確かなことは、その結果がどうあれ、彼らが示す挑戦そのものが、新たなゲームの舞台を創出し、業界全体を引っ張っていくエネルギーとなることでしょう。

オルトプラスの2024年に向けての業績予想

オルトプラスの航路は波立ち、暗礁も見え隠れします。過去数年の業績を眺めると、その経営環境の厳しさが伺えます。しかし、そこから目を背けず、未来に向けて進む姿勢は、まさにゲームを愛する彼らならではの挑戦精神を感じさせます。

2022年9月期の業績は、売上高6,004百万円、営業利益は赤字801百万円と、厳しい結果となりました。しかしその中にも、少しずつ改善の兆しが見え隠れしています。大きなタイトルの終了やオフィス縮小などによる経費削減が進み、2023年9月期の業績予想では、営業赤字が350百万円に縮小する見通しです。

さらに見越す2024年9月期の業績予想には、一筋の光が見えてきます。営業赤字はさらに縮小し、200百万円へと見込まれています。売上高は7,000百万円を予想しており、着実に前進し続けていることが伺えます。

この改善の背景には、『トレサカ』など新作タイトルの好評や、NFTの導入による新たなビジネスモデルの構築、そして経営体制の見直しといった様々な要素が絡み合っています。

しかし、まだまだ挑戦は続きます。ROEやROAは依然として厳しい数値を示しており、有利子負債も495百万円という壁を背負っています。その先に利益を見つけ出すためには、経営改革を進めつつ、ゲーム開発における革新的なアイデアやビジネスモデルの創出が求められます。

この厳しい航海の中でも、オルトプラスの舵取りは揺るがない。その理由は、彼らが開発するゲームと同じく、挑戦を楽しむ心持ちがあるからでしょう。これからのオルトプラスの動きに注目が集まります。彼らが描く未来の景色は、ゲーム業界に新たな風をもたらすかもし

その一方で、オルトプラスの挑戦はリスクを伴います。それは新規タイトルの開発やNFTの導入、経営改革など、すべてが成功する保証はないからです。しかし、そのリスクを冒す背景には、彼らの信念があると感じます。それは、ゲームが人々の生活に楽しみと喜びをもたらし、またビジネスとしても成功する可能性があるという信念です。

特にNFTの導入は、既存のビジネスモデルに新たな可能性をもたらす一方で、その取り組みが評価され、プレイヤーや投資家からの支持を集めるかどうかがカギとなります。これにより、選手カードの売買が可能となり、ユーザーとの新たな関わりを生むことで、収益の多角化を目指す計画です。

2023年9月期、2024年9月期の業績予想を見ると、その努力が少しずつ実りつつあるように見えます。しかし、その道のりは決して容易ではありません。オルトプラスがゲーム業界で存続し続けるためには、新たな価値を創出し続けることが求められます。

業績を改善するための具体的な戦略としては、新作タイトルのリリースや新たなビジネスモデルの構築、そして経費削減の徹底などが挙げられます。これらを成功させることで、営業赤字の縮小、さらには黒字化を目指すことが可能となるでしょう。

これらの挑戦を進める中で、オルトプラスの管理体制やその風土も重要な役割を果たします。組織の効率化や資金の適切な配分、そして社員一人ひとりが創造力を発揮できる環境の整備など、経営の質を向上させる取り組みが不可欠です。

結論として、オルトプラスが抱える課題は少なくありません。しかし、彼らが信じるゲームの可能性と、その実現のための果敢な挑戦が、オルトプラスの未来を切り開くことでしょう

noboriryu105
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