昇り龍になりそうな銘柄を探します。

9827 リリカラ 株価605円

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今日は日経平均高値を更新。特に注目したいのがマザーズ指数でここ3ヶ月続いた三角保ち合いをして、抜けた動きを完全に否定してくれました。

そんな中見つかった。昇り龍銘柄はリリカラです。

チャート的には5月8日のストップ高から一通りの売りをこなして前回の高値を伺うポジションになってきました。このまま昇り龍銘柄となっていくのか、それとも再び低迷するのか勝負どころとなっています。

リリカラについて

リリカラは、インテリア卸売業界の大手企業として知られています。1949年に設立され、1991年に上場しました。主に壁紙を中心にカーテンや床材などを展開し、最近ではオフィス家具などの分野にも進出しています。さらに、リノベーション事業も展開し、オフィスの改装需要を取り込んでいます。

前期には工事損失の計上などがありましたが、リノベーション事業の黒字化により、営業部門は順調に成長しました。しかし、インテリア装材の主力商品が資材費やエネルギーコストの高騰に直面しており、競争の激化による価格転嫁の困難さもあり、業績は一時後退しました。営業益の減少や税負担の増加なども課題となっています。

リリカラは新しい中期経営計画を立て、目標を1年前倒しで達成しました。今後は配当による株主還元を重視し、株主優待制度を廃止する方針です。また、業績改善のために努力しており、ROE改善度やネットキャッシュの増加など、ポジティブな指標も見られます。

リリカラは主に壁装材、カーテン、床材、リノベーション、オフィス家具などの事業を展開しています。業界では住宅設備・機器の中で時価総額順位36位となっています。競合他社としてはサンゲツやブラインド、東リなどが挙げられます。

本社は東京都新宿区西新宿にあり、支店や営業所、物流センターも各地に展開しています。従業員数は511名で、平均年齢は43.1歳です。証券会社としては野村証券をはじめとする複数の証券会社が関与しています。

株式面では、1月末時点での発行済み株式は12,662千株で、株主数は4,332名となっています。時価総額は64.9億円であり、株主の構成も幅広いです。主要株主には、山田俊之氏や株式会社リバーフィールドなどが挙げられます。株主の中には自社社員持株会や投資信託も含まれています。また、外国の株主比率は4.5%であり、浮動株の割合は19.3%です。

リリカラのウェブサイトからは、詳細な情報や製品の情報を入手することができます。

リリカラはインテリア卸売業界で確固たる地位を築いており、幅広い商品ラインナップと改装事業への注力によって競争力を維持しています。ただし、資材費やエネルギーコストの高騰による課題や価格競争の激化による業績への影響は避けられません。新中期経営計画の策定により、リリカラはより効率的な経営を目指し、株主への還元にも力を入れる方針です。

今後は市場環境の変化に柔軟に対応し、競争力を高めるための戦略を取ることが重要です。さらに、顧客ニーズの変化に敏感に対応し、革新的な商品やサービスの提供を行うことが求められます。リリカラは引き続き業界のリーディングカンパニーとして成長し、株主や顧客に価値を提供することで、持続的な発展を遂げるでしょう。

リリカラの2024年に向けての見通し

業績は着実に成長を遂げており、売上高は順調に推移しています。2023年の売上高は32,438百万円でしたが、2024年には35,700百万円まで増加する見込みです。営業利益も同様に拡大し、2023年の529百万円から2024年には870百万円へと増加する予想です。経常利益や純利益も着実に成長し、2024年には830百万円と440百万円に達する見込みです。

株主への還元策として配当金も積極的に行われており、2024年の配当金は7.5円から8円程度になる見込みです。配当利回りは1.46%となり、投資家にとって魅力的な利回りと言えるでしょう。

財務面では、自己資本比率が36.5%と安定しており、資本基盤が強固であることが示されています。また、総資産も21,094百万円となっており、安定した経営基盤を持っています。

業績予想の指標として、ROE(株主資本利益率)は2023年の13.3%から2024年には5.7%へと下がる見込みです。ROA(総資産利益率)も同様に下がる予想であり、4.6%から2.1%へと減少する見込みです。ただし、予想ではありますが、業績の安定性や成長潜在力は維持されています。

キャッシュフロー面では、営業CF(キャッシュ・フロー)が若干のマイナスですが、投資CFや財務CFも改善が見込まれます。現金等も2,355百万円となっており、十分なキャッシュポジションを保持しています。

安定した業績と堅実な経営基盤を持つ企業と言えます。2024年に向けては引き続き成長が期待されますが、市場環境の変化や競争の激化にも注意が必要です。リスク管理と戦略的な

2024年に向けて、株式会社リリカラはさらなる成長を目指しています。特に壁紙やカーテン、床材といったインテリア装材の需要は堅調に推移しており、リノベーション事業やオフィスの改装需要も見込めるとされています。これらの分野において、さらなる市場シェアの拡大や競争力の強化が重要な課題となるでしょう。

一方で、資材費やエネルギーコストの高騰や価格競争の激化といった課題も存在します。これらの要素が営業益の減少や税負担の増加につながる可能性があるため、コスト管理や効率化の取り組みが不可欠です。

また、新中計の策定や株主還元政策の見直しも重要なテーマとなっています。中計目標の達成を前倒しするなど、経営陣は将来の成長に向けた戦略を練っています。一方で、株主への配当による還元を重視する姿勢から、株主優待制度の廃止が決定されました。

株式会社リリカラ

は、多様な商品ラインナップと幅広い営業拠点を持ち、国内外の取引先との関係も強化しています。これにより、安定した収益基盤を築きつつ、将来の成長に向けた戦略を展開しています。

noboriryu105
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