今日の日経平均は大幅安となりました。 さすがに頃の上昇アゲアゲが一段落ついたということだと思いますが、ここから30,000円を割っていくシナリオも考えづらいので岐阜さんが日経先物をロングでもしない限り一旦調整してまた上げていくのだと思います。
翻ってマザーズ指数はほぼヨコヨコでしたが、日経平均に釣られることなく踏みとどまった感じがします。
さて、今日の昇り龍候補銘柄は5131 リンカーズです。
5月に入って大幅高から調整中ですが、7月の決算に向けて株価が上がってほしいところです。
リンカーズ株式会社(コード: 5131)は、2011年に設立され、2022年10月に上場した情報・通信業界の企業です。同社はビジネスマッチング専業として、技術探索、用途開拓、調達支援、SaaS提供の4つの分野で事業展開を行っています。また、調査事業も手掛けており、幅広いサービスを提供しています。
リンカーズは、調達支援分野での医療用ガウンの需要減退の影響が一巡し、再生アルミ素材の貢献もあり、通期の業績が安定しています。さらに、SaaS提供分野での採用増加や主力のビジネスマッチング事業の拡大により、営業益も回復傾向にあります。
ビジネスマッチングと調査のクロスセル効果などにより、収益に厚みが出ています。また、閑散期である第1四半期や第4四半期においても黒字化を見込んでおり、業績の底上げが期待されます。
リンカーズの主な事業は、探索・マッチングサービスとリサーチサービスです。探索・マッチングサービスが63%、リサーチサービスが33%、その他が4%を占めています。業界コードは5250で、情報・通信業に属しています。時価総額は200社中45.9億円で、他の産業サービス・製品企業と比較しても競争力のある位置にあります。同業他社としては、4167ココペリや4490ビザスクが挙げられます。
リンカーズの経営陣は、ROE改善度やネットキャッシュなどの指標を重視しています。ROE改善度は現時点で-30.8%ですが、今後の改善に注力する方針です。また、ネットキャッシュは10.6億円で、前年比で4.3倍に増加しています。
人材面では、新卒採用では初任給が万円となっており、中途採用も積極的に行っています。従業員数は83名で、平均年齢は37.9歳、平均年収は664万
円です。リンカーズは、東京都文京区後楽に本社を構えており、電話番号は03-6822-9585です。
株式面では、リンカーズの時価総額は45.9億円で、株式の取引単位は100株です。株主構成は、単元株主3,798名で、上位株主として前田佳宏氏、合同会社SAKUNANA、SBI・AI&Blockchain投資事業組合などが挙げられます。また、浮動株比率は11.7%、投資信託が68.6%を占めています。
役員構成は、社長に前田佳宏氏、取締役に加福秀亙氏、江頭宏一氏、水田正道氏、長島聡氏が就任しています。さらに、常勤監査役には梅川栄吉氏が、監査役には保田隆明氏、江尻琴美氏が務めています。
リンカーズの将来展望は、ビジネスマッチングと調査のクロスセル効果により収益の拡大が見込まれています。特に顧客企業の決算期末を含まない閑散期においても黒字化を目指しており、業績の安定性が期待されます。また、成長産業である情報・通信業界に位置しており、技術の探索や用途の開拓にも力を入れています。
リンカーズのウェブサイトでは、詳細な情報やサービスについての詳細を確認することができます。
現在の業績推移を見ると、売上高は単位百万円で1,152から1,412へと増加し、営業利益も236から65へと減少しています。経常利益や純利益も同様に減少傾向にあり、1株当たりの利益も25.6円から4.0円へと低下しています。また、配当金は過去数期間において0円となっています。
2023年度の予想では、売上高が2,190百万円に増加し、営業利益も170百万円と回復する見込みです。経常利益や純利益も増加し、1株当たりの利益は11.0円になると予想されています。ただし、配当金は引き続き0円となる見通しです。
2024年に向けた業績予想では、売上高がさらに伸びて2,500百万円に達し、営業利益も240百万円と増加する見込みです。経常利益や純利益も増加し、1株当たりの利益は160円になる予想です。ただし、配当金は引き続き0円と予想されています。
財務面では、自己資本比率が88.3%と高い水準を維持しており、資本強化に成功しています。ただし、有利子負債は87百万円と少額です。
これらの業績予想から、リンカーズ株式会社は2024年に向けて業績の回復が期待されます。売上高の増加や利益の回復により、株主には安定した収益をもたらす可能性があります。しかし、配当金の支払いは現時点では予定されていないため、投資家にとっては長期的な成長の見込みや株価上昇の可能性に注目する必要があります。
リンカーズ株式会社は、ビジネスマッチング専業であり、調達支援やSaaS提供などの分野で事業展開を行っています。将来的には、ビジネスマッチングと調査のクロスセル効果により収益の拡大
が期待されます。特にビジネスマッチング事業の成長が主力となり、顧客企業の決算期末を含まない閑散期においても黒字化が見込まれています。
また、リンカーズ株式会社は技術探索や用途開拓、調達支援、SaaS提供の4つの分野で展開しており、特に調達支援分野では医療用ガウンのコロナ特需の影響の剥落が一巡し、再生アルミ素材の寄与も通期化しています。さらに、SaaS提供分野でも採用が増加しており、主力のビジネスマッチング事業が拡大しています。また、調査事業も伸長していることが営業益の復調に繋がっています。
リンカーズ株式会社は情報・通信業の中でも時価総額順位200位以内に位置しており、業界内でも一定の評価を受けています。比較会社としてはココペリやビザスクが挙げられます。
また、財務面では総資産が1,932百万円であり、自己資本比率は88.3%と非常に高い水準を維持しています。これはリンカーズ株式会社が健全な財務体質を持っていることを示しています。
ただし、今後の成長に向けては調整1株益の改善や設備投資、研究開発などの面での取り組みが求められます。特に設備投資の予定額が増加する見込みであり、効果的な資金の活用が重要となります。