昇り龍になりそうな銘柄を探します。

4375 セーフィー(株価929円)

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4中旬からのギャップアップ後、GWを挟んで一進一退を繰り広げていましたが、チャートの形的に前回の高値を超える雰囲気を出してきました。

今後が楽しみな銘柄です。

セーフィーの概要

セーフィー株式会社は、クラウド録画型映像プラットフォームを開発および運営する企業であり、パートナーを通じてOEM販売が約6割を占めています。建設向けには稼働率が高く、安定した推移をしており、月額課金の積み上げも進んでいます。ただし、人材採用、開発費、販促費も増加しており、営業益は依然として水面下にあります。セーフィーは、開発者向けポータルを提供し、外部アプリなどでの映像データ利活用が可能になりました。さらに、セーフィーONEと呼ばれるエッジAIには、ヒト検知機能が追加され、防犯対策が強化されました。連結会社であるセーフィーベンチャーズの映像プラットフォーム100に属し、業種コードは5250、業種名は情報・通信業です。2021年9月に上場しています。時価総額は469億円で、株主数は7,458名で、単元株数は100株です。最大株主は佐渡島隆平で、株式比率は24.8%です。他にも、下崎守朗、ソニーネットコミュ、森本数馬、オリックス、キヤノンマーケJ、関西電力、31Ventures Global Brain、日本カストディ信託口、MSIPクライアントセキュリティーズが株主として挙げられています。

セーフィーの業績

まず3月の決算から現在の業績を振り返ります。

連結営業利益は前期比で大幅に悪化し、1,283百万円の赤字となりました。一方、売上高は前期比で増加し、9,252百万円となっています。ただし、純利益は前期比で悪化し、1,434百万円の赤字となっています。

今後の見通しについては、2023年12月期の売上高が12,000百万円、営業利益が900百万円の赤字と予想されています。2024年12月期の売上高は15,000百万円、営業利益は500百万円の赤字が予想されています。

配当については、2023年12月期においても配当は予定されていないようです。

財務面では、自己資本比率が88.3%と高く、資本金も5,476百万円と充実しています。ただし、利益剰余金が-2,203百万円となっており、今後の改善が必要です。

ただし、本日発表された決算で赤字幅縮小となりました。

以上を踏まえ、2024年に向けての経営状態は、売上高が前期比で増加するものの、営業利益は依然として赤字が予想されています。配当については予定されていないため、株主還元については期待できない状況となります。ただし、自己資本比率が高いため、安定した経営が継続されることが期待されます。

noboriryu105
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