昇り龍になりそうな銘柄を探します。

2656 ベクター(株価310円)

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今日の日経平均株価とマザーズ指数は上昇でした。

そろそろ相場の頂上かなと思いながらもしっかりと上昇を続けていていますので、まだまだこの流れは続くのかもしれません。

今日の昇り龍候補銘柄は2656 ベクターです。

ベクターの概要

ソフトウェアから新規事業への転換:ベクターの業績背景

ベクターはかつてソフトウェア販売やサイト運営受託が主力でしたが、この領域での需要が下降傾向にあるとともに、ソフトバンクからのサイト運用受託も終了しました。そのため、同社は新規事業への転換を進めています。その一方で、営業赤字は縮小傾向にあり、特損に関する特別調査費なども一巡しました。

再エネ分野と企業支援での期待:新規事業への展望

新規事業としては再エネ分野や企業支援分野に注力しています。再エネ分野では鳥取県の太陽光発電用地の売却を進め、企業支援分野ではセミナーの開催を始めました。ただし、継続前提に疑義注記がついているため、同社の事業推進は慎重な進行が求められています。

外資との関係強化:株主構成の変化

ベクターの株主構成に注目すべき点は、外国人投資家の持ち株比率が増加していることです。特にイーグルキャピタルなどの外資ファンドが株を保有しており、その影響力が増している可能性があります。

市場評価:時価総額と株価動向

時価総額は52.8億円で、家電・コンピュータ小売業界で11位の規模となっています。一方、ベクターの株価は業績や新規事業の展開、株主構成の変化などを反映していくでしょう。これらの動向を見守ることが、ベクターの将来像を理解する上で重要となります。

社員への投資:人事戦略の注目点

ベクターは社員30名という小規模ながらも、平均年齢43.5歳という比較的若い組織を持っています。これは、企業として新しい事業領域に積極的に挑戦し、組織の活性化を図る姿勢を示しています。組織の柔軟性とスピード感は新規事業の展開において大きな強みとなる可能性があります。

ベクターのパートナーシップ:仕入先と販売先の関係

ベクターの仕入先としてソフトバンク C&S、販売先としてソフトバンクが名を連ねています。このような大手企業とのパートナーシップはベクターにとって重要な事業の推進力となっており、事業の拡大と安定化に寄与しています。

ベクターの成長戦略:設備投資と研究開発

ベクターは設備投資や研究開発にも積極的に投資しています。これは、同社が新規事業の開発や技術革新を推進し、競争力を維持・強化するための重要な戦略でしょう。これらの投資の結果は、ベクターの業績に大きな影響を与える可能性があります。

ベクターの健全な財務基盤:自己資本比率とキャッシュフロー

ベクターは自己資本比率が73.1%と、財務基盤が堅固であることを示しています。また、営業キャッシュフローも黒字で推移しており、企業の健全性を裏付けています。ただし、投資キャッシュフローや財務キャッシュフローが赤字であることから、事業拡大のための投資や借入れの影響が見られます。今後の事業展開によりこれらの指標がどのように変動するか注目です。

ベクターの2024への見通し

売上の推移と今後の見通し

過去5年間、ベクターの営業収益は総じて下降傾向にあります。一方で、2024年度には営業収益が前年度比42%増の350百万円に達すると予想されています。さらに2025年度には営業収益が前年度比43%増の500百万円を見込むと予測しています。この伸びは、新規事業の寄与が見込まれているからだと思われます。

利益の改善:ある程度の前途多難さ

ベクターはここ数年、一貫して経常利益が赤字となっています。しかしながら、2024年度と2025年度の予想では経常利益の赤字幅が縮小すると見込んでおり、営業赤字は徐々に縮小しているようです。それは新規事業の影響が徐々に表れ、利益にも寄与し始めると見込んでいるためと考えられます。

ベクターの財務構造:財務の健全さ

自己資本比率は73.5%と、企業の財務健全性を示す重要な指標であり、高い水準を維持しています。有利子負債は0であり、その健全な財務構造は新規事業への投資の基盤となっていると言えるでしょう。

ROEとROAの展望:改善の余地あり

現時点では、ベクターのROEとROAはマイナスですが、予想ではどちらも改善する見通しです。特にROE(自己資本利益率)が改善すると予想されており、企業の収益性が向上する可能性を示しています。

キャッシュフローの見通し:営業キャッシュフローの改善が鍵

ベクターの営業キャッシュフローは現状マイナスですが、投資キャッシュフローと財務キャッシュフローの影響により、現金等は521百万円と一定の水準を保っています。営業キャッシュフローの改善がベクターの経営体質

の改善に繋がると言えます。特に新規事業からの収益が上がれば、その改善はさらに加速する可能性があります。

総評:新規事業への期待

経常利益の赤字幅が縮小していくと予測されている一方で、売上高は着実に増加傾向にあります。これは新規事業が実を結び始めている証でしょう。ベクターは堅実な財務構造を維持しており、これからの成長に備えた状況にあると言えます。赤字事業の改善と新規事業からの収益拡大に注目が集まります。次の数年間は、ベクターのビジネスモデルがどれほどの成果を上げることができるかを見極める重要な期間となるでしょう。

noboriryu105
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