「乗り遅れたら損だ」という焦りが漂うような相場の日こそ、私は冷静にスクリーニングを回します。熱狂の中にこそ、見落とされている銘柄が必ずある。
5月の相場は力強い動きとなりました。買い優勢の展開が続き、市場全体に高揚感が漂っています。
「【市況】 来週の株式相場に向けて=日経平均7万円は射程圏…」との報道があり、個人・機関投資家ともに関心を持って見守ったとみられました。 また、「日経平均株価、米・イラン停戦期待が追い風(先読み株式相場…」との報道があり、ポジティブな材料として受け止められたとみられました。 一方で、「非日常的な原油と日本株の過度な連動は一巡するとみる 次の…」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。 さらに、日経平均が最高値を更新し、市場に高揚感が漂いました。
指数が上昇する局面でも、スクリーニングをかけると取り残された割安株は必ず浮かんできます。全35銘柄中21社を通過した中で、配当利回り4.37%という高い株主還元という数字でトップに立ったのがNCS&A(9709)です。高揚感のある相場だからこそ、冷静に数字を見ることに意味があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、配当利回り4.37%という高い株主還元水準です。
東証スタンダード市場に上場するNCS&A(9709)。株価1,327円(当日+0.15%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.01倍(基準:15倍以下)
PER10.0倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.45倍(基準:2倍以下)
PBR1.45倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 4.37%(基準:2.5%以上)
配当利回り4.37%は高配当株として十分な水準です。
ROE 14.7%(基準:10%以上)
ROE14.7%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 64.8%(基準:40%以上)
自己資本比率64.8%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 36.1%(基準:10%以上)
経常利益変化率36.1%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。NCS&Aも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
指数が上昇する相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したNCS&A(9709)。配当利回り4.37%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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