方向感のない相場でも、数字は動じません。毎日のスクリーニングから見つかった一銘柄をご紹介します。
5月の相場は強材料と弱材料が入り混じる展開となりました。明確な方向感が出ないまま、神経質な取引が続きました。
買い優勢の展開となり、全般的な上昇が続きました。 また、「~短期的な過熱は概ね解消、健全なスピード調整はもう少し続…」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。 一方で、「【市況】 明日の株式相場に向けて=内需系セクターローテシ…」との報道があり、投資家の判断を揺さぶる動きとなったとみられました。 さらに、「日経平均株価は調整中だが、75日移動平均線を上回っていれ…」との報道があり、金融政策の方向性が相場の焦点にとみられました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全34銘柄中17社を通過したスクリーニングで、経常利益変化率133%という突出した成長力でトップスコアを獲得したのがPCI HLDG(3918)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、経常利益変化率133%という成長の加速と配当利回り4.76%という高い株主還元水準です。
当日は+4.91%と上昇しており、市場が少しずつ気づき始めているのかもしれません。ただし、追いかけるのではなく、あくまでファンダメンタルズを主軸に見ていくことが重要です。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証スタンダード市場に上場するPCI HLDG(3918)。株価1,197円(当日+4.91%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.50倍(基準:15倍以下)
PER10.5倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.22倍(基準:2倍以下)
PBR1.22倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 4.76%(基準:2.5%以上)
配当利回り4.76%は高配当株として十分な水準です。
ROE 12.1%(基準:10%以上)
ROE12.1%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 60.8%(基準:40%以上)
自己資本比率60.8%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 132.6%(基準:10%以上)
経常利益変化率132.6%はほぼ倍増ペース。業績急拡大の可能性があり要注目です(決算資料での要因確認を推奨)。
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東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。PCI HLDGも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したPCI HLDG(3918)。経常利益変化率133%という突出した成長力が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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