相場が沸いているとき、私はかえって慎重になります。数字を追い、感情を排す——これが10年以上の個人投資家としての習慣です。今日もそんな一銘柄をご紹介します。
5月の相場は力強い動きとなりました。買い優勢の展開が続き、市場全体に高揚感が漂っています。
買い優勢の展開となり、全般的な上昇が続きました。 また、「【日本株】日経平均6万円台の実態、一極集中相場の歴史に学…」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。 一方で、「【市況】 来週の株式相場に向けて=「市場分散」か「AI分…」との報道があり、半導体セクターが相場を牽引とみられました。 さらに、igが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
こういう相場こそ、私は「見えにくい拾い場」だと思っています。皆がAI・テクノロジー株に目を向けている間、割安なまま放置されている銘柄が必ずある。全32銘柄中21社(通過率66%)を通過した中で、配当利回り5.34%という高い株主還元で頭一つ抜け出てきたのがキャリアリンク(6070)でした。指数の熱狂の蚊帳の外にいるからこそ、静かに割安なまま放置されているのかもしれません。
この銘柄を選んだ最大の理由は、配当利回り5.34%という高い株主還元水準とROE16.9%という高い資本効率です。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証プライム市場に上場するキャリアリンク(6070)。株価2,248円(当日-2.01%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.31倍(基準:15倍以下)
PER10.3倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.67倍(基準:2倍以下)
PBR1.67倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 5.34%(基準:2.5%以上)
配当利回り5.34%は非常に高水準。持っているだけでも魅力的なリターンです。
ROE 16.9%(基準:10%以上)
ROE16.9%は高水準で、自己資本を効率よく活用できています。
自己資本比率 70.9%(基準:40%以上)
自己資本比率70.9%は非常に健全。財務的な安心感があります。
経常利益変化率 45.0%(基準:10%以上)
経常利益変化率45.0%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
|
Amazon ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第13版〉 インデックス投資の古典的名著。長期投資の本質をデータで示す決定版。 |
Amazon 株式投資 第4版 長期的に株式がいかに優れた資産かをデータで示す。配当再投資戦略も解説。 |
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
東証プライム市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。キャリアリンクも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
指数が上昇する相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したキャリアリンク(6070)。配当利回り5.34%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
|
Amazon バフェットからの手紙 第4版 投資の神様バフェットの思考法・企業分析の哲学が詰まった一冊。 |
Amazon 敗者のゲーム〈原著第8版〉 低コスト・長期運用の重要性を説く、個人投資家必読の一冊。 |
Amazon インデックス投資は勝者のゲーム バンガード創業者ボーグルが説く、確実な利益を得る常識的方法。 |
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。