「乗り遅れたら損だ」という焦りが漂うような相場の日こそ、私は冷静にスクリーニングを回します。熱狂の中にこそ、見落とされている銘柄が必ずある。
5月の相場は力強い動きとなりました。買い優勢の展開が続き、市場全体に高揚感が漂っています。
「日経平均株価、米イラン協議停滞が重荷(先読み株式相場)…」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。 また、前日の下落から一転し、6万3,000円台を回復する場面もありました。 一方で、「初級- 積立投資は何日に設定すべき? – SBI証券」との報道があり、今後の相場の方向性を占う材料として注目されたとみられました。 さらに、トウシルなどでは今後の相場の行方が議論され、6万5,000円台の水準が一つのポイントとして注目されました。
指数が上昇する局面でも、スクリーニングをかけると取り残された割安株は必ず浮かんできます。全34銘柄中20社を通過した中で、配当利回り4.24%という高い株主還元という数字でトップに立ったのが日特建設(1929)です。高揚感のある相場だからこそ、冷静に数字を見ることに意味があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、経常利益変化率60%という成長の加速と配当利回り4.24%という高い株主還元水準です。
東証プライム市場に上場する日特建設(1929)。株価1,156円(当日+0.09%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 11.59倍(基準:15倍以下)
PER11.6倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.28倍(基準:2倍以下)
PBR1.28倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 4.24%(基準:2.5%以上)
配当利回り4.24%は高配当株として十分な水準です。
ROE 11.6%(基準:10%以上)
ROE11.6%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 60.4%(基準:40%以上)
自己資本比率60.4%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 60.3%(基準:10%以上)
経常利益変化率60.3%は力強い成長。本業の拡大が順調に進んでいる可能性があります。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、日特建設のような東証プライム市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、経常利益変化率60%という数字は魅力的ですが、その要因が本業の継続的な成長なのか、資産売却や特別利益などの一時要因なのかは決算短信の「経常利益の増減要因」欄で必ず確認してください。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
指数が上昇する相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した日特建設(1929)。配当利回り4.24%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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