方向感のない相場でも、数字は動じません。毎日のスクリーニングから見つかった一銘柄をご紹介します。
4月の相場は強材料と弱材料が入り混じる展開となりました。明確な方向感が出ないまま、神経質な取引が続きました。
「日経平均株価、米ハイテク株高が追い風(先読み株式相場)…」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。 また、トウシルが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 一方で、「日経平均が初の6万円、AI・半導体株がけん引 「K字相場…」との報道があり、半導体セクターが相場を牽引とみられました。 さらに、テレ東BIZが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全40銘柄中16社を通過したスクリーニングで、経常利益変化率83%という突出した成長力でトップスコアを獲得したのがSIGグループ(4386)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、経常利益変化率83%という成長の加速とROE21.3%という高い資本効率です。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証スタンダード市場に上場するSIGグループ(4386)。株価855円(当日-1.95%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.09倍(基準:15倍以下)
PER10.1倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.98倍(基準:2倍以下)
PBR1.98倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 2.92%(基準:2.5%以上)
配当利回り2.92%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 21.3%(基準:10%以上)
ROE21.3%は優秀な資本効率。投資した資本から高いリターンを生み出しています。
自己資本比率 42.1%(基準:40%以上)
自己資本比率42.1%は基準(40%)を上回り、健全な財務体質です。
経常利益変化率 82.9%(基準:10%以上)
経常利益変化率82.9%は力強い成長。本業の拡大が順調に進んでいる可能性があります。
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東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。SIGグループも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したSIGグループ(4386)。経常利益変化率83%という突出した成長力が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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