相場が沸いているとき、私はかえって慎重になります。数字を追い、感情を排す——これが10年以上の個人投資家としての習慣です。今日もそんな一銘柄をご紹介します。
3月の相場は買いが優勢となりました。日経平均は5万6,000円台を維持・回復する動きとなり、強気ムードが広がっています。
外為どっとコムなどでは今後の相場の行方が議論され、5万6,000円台の水準が一つのポイントとして注目されました。 また、「日経平均株価に追い風、中東の軍事衝突終結の思惑で(先読み…」との報道があり、今後の相場の方向性を占う材料として注目されたとみられました。 一方で、「波乱相場でリスクを減らす10%リスクコントロール戦略 -…」との報道があり、リスクオフムードが一部に広がるとみられました。 さらに、買い優勢の展開となり、全般的な上昇が続きました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
こういう相場こそ、私は「見えにくい拾い場」だと思っています。皆がAI・テクノロジー株に目を向けている間、割安なまま放置されている銘柄が必ずある。全34銘柄中19社(通過率56%)を通過した中で、経常利益変化率251%という突出した成長力で頭一つ抜け出てきたのがバッファロー(6676)でした。指数の熱狂の蚊帳の外にいるからこそ、静かに割安なまま放置されているのかもしれません。
この銘柄を選んだ最大の理由は、経常利益変化率251%という成長の加速です。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証スタンダード市場に上場するバッファロー(6676)。株価2,377円(当日-2.90%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 12.38倍(基準:15倍以下)
PER12.4倍は市場平均(15〜17倍)を下回る割安水準です。
PBR 1.61倍(基準:2倍以下)
PBR1.61倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 2.52%(基準:2.5%以上)
配当利回り2.52%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 11.0%(基準:10%以上)
ROE11.0%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 58.6%(基準:40%以上)
自己資本比率58.6%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 250.7%(基準:10%以上)
経常利益変化率250.7%はほぼ倍増ペース。業績急拡大の可能性があり要注目です(決算資料での要因確認を推奨)。
|
Amazon インデックス投資は勝者のゲーム バンガード創業者ボーグルが説く、確実な利益を得る常識的方法。 |
Amazon バフェットからの手紙 第4版 投資の神様バフェットの思考法・企業分析の哲学が詰まった一冊。 |
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。バッファローも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
指数が上昇する相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したバッファロー(6676)。経常利益変化率251%という突出した成長力が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
|
Amazon 敗者のゲーム〈原著第8版〉 低コスト・長期運用の重要性を説く、個人投資家必読の一冊。 |
Amazon 株式投資 第4版 長期的に株式がいかに優れた資産かをデータで示す。配当再投資戦略も解説。 |
Amazon ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第13版〉 インデックス投資の古典的名著。長期投資の本質をデータで示す決定版。 |
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。