相場の悲観論が広がるほど、割安な銘柄は増えていきます。ファンダメンタルズのスクリーニングを回すと、そういった銘柄が静かに浮かび上がってきます。
3月の相場は軟調な展開となりました。売り優勢の動きが続き、市場全体に慎重ムードが漂いました。
「〈相場を読む〉日経平均、来年3月に6万円 岡三証券シニア…」との報道があり、今後の相場の方向性を占う材料として注目されたとみられました。 また、外為どっとコムが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 一方で、「【日本株】相場が荒れるときの判断に有効なサインが複数点灯…」との報道があり、個人・機関投資家ともに関心を持って見守ったとみられました。 さらに、売り優勢となり、軟調な動きとなりました。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全47銘柄中26社(通過率55%)という厳しい条件をクリアした中で、配当利回り4.62%という高い株主還元が際立っていたのがMIXI(2121)でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、経常利益変化率69%という成長の加速と配当利回り4.62%という高い株主還元水準です。
相場が軟調なときこそ、高配当・財務健全な銘柄の相対的な魅力が際立ちます。下値を支えるファンダメンタルズの強さが、長期投資家にとっての安心材料になります。
東証プライム市場に上場するMIXI(2121)。株価2,599円(当日-0.12%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.17倍(基準:15倍以下)
PER10.2倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 0.98倍(基準:2倍以下)
PBR0.98倍は解散価値以下。資産面では非常に割安です。
配当利回り 4.62%(基準:2.5%以上)
配当利回り4.62%は高配当株として十分な水準です。
ROE 10.0%(基準:10%以上)
ROE10.0%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 79.3%(基準:40%以上)
自己資本比率79.3%は非常に健全。財務的な安心感があります。
経常利益変化率 69.2%(基準:10%以上)
経常利益変化率69.2%は力強い成長。本業の拡大が順調に進んでいる可能性があります。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、MIXIのような東証プライム市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、経常利益変化率69%という数字は魅力的ですが、その要因が本業の継続的な成長なのか、資産売却や特別利益などの一時要因なのかは決算短信の「経常利益の増減要因」欄で必ず確認してください。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したMIXI(2121)。配当利回り4.62%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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