強いとも弱いとも言えない相場でこそ、感情ではなく指標で銘柄を選ぶことの意味が際立ちます。今日のスクリーニング結果を見ていきましょう。
2月の相場は方向感を欠く展開となりました。日経平均は5万8,000円台を挟んで強弱材料が交錯し、投資家の判断が分かれる一日でした。
「日経平均株価、米半導体株安が重荷(先読み株式相場) -…」との報道があり、半導体セクターが相場を牽引とみられました。 また、igなどでは今後の相場の行方が議論され、5万8,000円台の水準が一つのポイントとして注目されました。 一方で、「投資家調査:日経平均DI改善、衆院選・高市政権で高まる日…」との報道があり、円安が輸出企業の業績期待を押し上げとみられました。 さらに、kabushikiが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全38銘柄中18社を通過したスクリーニングで、配当利回り4.53%という高い株主還元でトップスコアを獲得したのがMIXI(2121)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、経常利益変化率69%という成長の加速と配当利回り4.53%という高い株主還元水準です。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証プライム市場に上場するMIXI(2121)。株価2,648円(当日+1.53%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.37倍(基準:15倍以下)
PER10.4倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.00倍(基準:2倍以下)
PBR1.00倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 4.53%(基準:2.5%以上)
配当利回り4.53%は高配当株として十分な水準です。
ROE 10.0%(基準:10%以上)
ROE10.0%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 79.3%(基準:40%以上)
自己資本比率79.3%は非常に健全。財務的な安心感があります。
経常利益変化率 69.2%(基準:10%以上)
経常利益変化率69.2%は力強い成長。本業の拡大が順調に進んでいる可能性があります。
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東証プライム市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。MIXIも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したMIXI(2121)。配当利回り4.53%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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