相場が沸いているとき、私はかえって慎重になります。数字を追い、感情を排す——これが10年以上の個人投資家としての習慣です。今日もそんな一銘柄をご紹介します。
2月の相場は力強い動きとなりました。買い優勢の展開が続き、市場全体に高揚感が漂っています。
「日経平均株価、円安と政治安定期待が追い風(先読み株式相場…」との報道があり、円安が輸出企業の業績期待を押し上げとみられました。 また、「選挙までわずか、「日経平均6万円到達」への道は見えている…」との報道があり、政治動向が相場のムードに影響とみられました。 一方で、「衆議院選:日経VIから投資戦略を読み解く – SBI証券」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。 さらに、日経平均が最高値を更新し、市場に高揚感が漂いました。
円安進行が輸出関連企業の業績期待を押し上げる一方、内需系や円高メリット銘柄には逆風となりやすい局面でした。
指数が上昇する局面でも、スクリーニングをかけると取り残された割安株は必ず浮かんできます。全30銘柄中17社を通過した中で、7つの指標すべてをクリアした総合的な強さという数字でトップに立ったのがJTP(2488)です。高揚感のある相場だからこそ、冷静に数字を見ることに意味があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、ROE16.2%という高い資本効率です。
円安進行で輸出企業が注目を集める中、こうした内需・ディフェンシブ系の割安株は見落とされやすい。長期的な視点で見ると、それがむしろ拾い場になり得ます。
東証スタンダード市場に上場するJTP(2488)。株価1,270円(当日-2.16%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 12.79倍(基準:15倍以下)
PER12.8倍は市場平均(15〜17倍)を下回る割安水準です。
PBR 1.97倍(基準:2倍以下)
PBR1.97倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 3.23%(基準:2.5%以上)
配当利回り3.23%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 16.2%(基準:10%以上)
ROE16.2%は高水準で、自己資本を効率よく活用できています。
自己資本比率 61.8%(基準:40%以上)
自己資本比率61.8%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 24.5%(基準:10%以上)
経常利益変化率24.5%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、JTPのような東証スタンダード市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
指数が上昇する相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したJTP(2488)。7つの指標すべてをクリアした総合的な強さが際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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