強いとも弱いとも言えない相場でこそ、感情ではなく指標で銘柄を選ぶことの意味が際立ちます。今日のスクリーニング結果を見ていきましょう。
1月の相場は強材料と弱材料が入り混じる展開となりました。明確な方向感が出ないまま、神経質な取引が続きました。
igが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 また、「日経平均株価とドル円、1年間の値動きのクセを知ろう -…」との報道があり、円安が輸出企業の業績期待を押し上げとみられました。 一方で、買い優勢の展開となり、全般的な上昇が続きました。 さらに、「いよいよ大発会から2027年に向けた大相場が始まりそうだ…」との報道があり、投資家の判断を揺さぶる動きとなったとみられました。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全48銘柄中27社を通過したスクリーニングで、配当利回り4.42%という高い株主還元でトップスコアを獲得したのがMIXI(2121)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、経常利益変化率69%という成長の加速と配当利回り4.42%という高い株主還元水準です。
東証プライム市場に上場するMIXI(2121)。株価2,713円(当日-0.51%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.62倍(基準:15倍以下)
PER10.6倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.02倍(基準:2倍以下)
PBR1.02倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 4.42%(基準:2.5%以上)
配当利回り4.42%は高配当株として十分な水準です。
ROE 10.0%(基準:10%以上)
ROE10.0%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 79.3%(基準:40%以上)
自己資本比率79.3%は非常に健全。財務的な安心感があります。
経常利益変化率 69.2%(基準:10%以上)
経常利益変化率69.2%は力強い成長。本業の拡大が順調に進んでいる可能性があります。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、MIXIのような東証プライム市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、経常利益変化率69%という数字は魅力的ですが、その要因が本業の継続的な成長なのか、資産売却や特別利益などの一時要因なのかは決算短信の「経常利益の増減要因」欄で必ず確認してください。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したMIXI(2121)。配当利回り4.42%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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