相場の悲観論が広がるほど、割安な銘柄は増えていきます。ファンダメンタルズのスクリーニングを回すと、そういった銘柄が静かに浮かび上がってきます。
12月の相場は売りが優勢となりました。日経平均は4万9,000円台を試す局面もあり、投資家の警戒感が高まりました。
「日経平均株価、米株安が重荷(先読み株式相場) – 日本経…」との報道があり、米国市場の動向が国内に直接波及とみられました。 また、「【市況】 【杉村富生の短期相場観測】 ─新春相場での活躍…」との報道があり、ポジティブな材料として受け止められたとみられました。 一方で、「木曜はパーティー、金曜は二日酔い? トランプ相場の曜日効…」との報道があり、投資家の判断を揺さぶる動きとなったとみられました。 さらに、節目の4万9,000円台を割り込む場面があり、投資家の警戒感が一段と高まりました。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全30銘柄中16社(通過率53%)という厳しい条件をクリアした中で、配当利回り4.37%という高い株主還元が際立っていたのがMIXI(2121)でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、経常利益変化率69%という成長の加速と配当利回り4.37%という高い株主還元水準です。
相場が軟調なときこそ、高配当・財務健全な銘柄の相対的な魅力が際立ちます。下値を支えるファンダメンタルズの強さが、長期投資家にとっての安心材料になります。
東証プライム市場に上場するMIXI(2121)。株価2,747円(当日+0.07%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.75倍(基準:15倍以下)
PER10.8倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.03倍(基準:2倍以下)
PBR1.03倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 4.37%(基準:2.5%以上)
配当利回り4.37%は高配当株として十分な水準です。
ROE 10.0%(基準:10%以上)
ROE10.0%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 79.3%(基準:40%以上)
自己資本比率79.3%は非常に健全。財務的な安心感があります。
経常利益変化率 69.2%(基準:10%以上)
経常利益変化率69.2%は力強い成長。本業の拡大が順調に進んでいる可能性があります。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、MIXIのような東証プライム市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、経常利益変化率69%という数字は魅力的ですが、その要因が本業の継続的な成長なのか、資産売却や特別利益などの一時要因なのかは決算短信の「経常利益の増減要因」欄で必ず確認してください。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したMIXI(2121)。配当利回り4.37%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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