相場が沸いているとき、私はかえって慎重になります。数字を追い、感情を排す——これが10年以上の個人投資家としての習慣です。今日もそんな一銘柄をご紹介します。
12月の相場は力強い動きとなりました。買い優勢の展開が続き、市場全体に高揚感が漂っています。
「「5万円相場」は定着するのか 強気と弱気が交錯、好調AI…」との報道があり、AI関連への資金流入が際立つとみられました。 また、「市場を左右する日米金融政策 日経平均は振れ幅大きい展開も…」との報道があり、投資家の判断を揺さぶる動きとなったとみられました。 一方で、「年初は警戒!? 新ハロウィン投資で激変相場を乗り切る方法…」との報道があり、米国市場の動向が国内に直接波及とみられました。 さらに、買い優勢の展開となり、全般的な上昇が続きました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
こういう相場こそ、私は「見えにくい拾い場」だと思っています。皆がAI・テクノロジー株に目を向けている間、割安なまま放置されている銘柄が必ずある。全18銘柄中8社(通過率44%)を通過した中で、配当利回り4.59%という高い株主還元で頭一つ抜け出てきたのがアイモバイル(6535)でした。指数の熱狂の蚊帳の外にいるからこそ、静かに割安なまま放置されているのかもしれません。
この銘柄を選んだ最大の理由は、配当利回り4.59%という高い株主還元水準とROE18.7%という高い資本効率です。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証プライム市場に上場するアイモバイル(6535)。株価567円(当日+0.35%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 11.03倍(基準:15倍以下)
PER11.0倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.96倍(基準:2倍以下)
PBR1.96倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 4.59%(基準:2.5%以上)
配当利回り4.59%は高配当株として十分な水準です。
ROE 18.7%(基準:10%以上)
ROE18.7%は高水準で、自己資本を効率よく活用できています。
自己資本比率 59.3%(基準:40%以上)
自己資本比率59.3%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 17.6%(基準:10%以上)
経常利益変化率17.6%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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東証プライム市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。アイモバイルも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
指数が上昇する相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したアイモバイル(6535)。配当利回り4.59%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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