「乗り遅れたら損だ」という焦りが漂うような相場の日こそ、私は冷静にスクリーニングを回します。熱狂の中にこそ、見落とされている銘柄が必ずある。
11月の相場は力強い動きとなりました。買い優勢の展開が続き、市場全体に高揚感が漂っています。
「日経平均株価、米株高が追い風(先読み株式相場) – 日本…」との報道があり、米国市場の動向が国内に直接波及とみられました。 また、「【日本株】年末相場を制する:1月効果と12月の買い場を読…」との報道があり、今後の相場シナリオをめぐって見方が分かれるとみられました。 一方で、「「5万円相場」は定着するのか 強気と弱気が交錯、好調AI…」との報道があり、AI関連への資金流入が際立つとみられました。 さらに、買い優勢の展開となり、全般的な上昇が続きました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
こういう相場こそ、私は「見えにくい拾い場」だと思っています。皆がAI・テクノロジー株に目を向けている間、割安なまま放置されている銘柄が必ずある。全13銘柄中6社(通過率46%)を通過した中で、自己資本比率80.6%という盤石な財務基盤で頭一つ抜け出てきたのが菊水HLDG(6912)でした。指数の熱狂の蚊帳の外にいるからこそ、静かに割安なまま放置されているのかもしれません。
この銘柄を選んだ最大の理由は、自己資本比率80.6%という盤石な財務基盤です。
当日は+4.69%と上昇しており、市場が少しずつ気づき始めているのかもしれません。ただし、追いかけるのではなく、あくまでファンダメンタルズを主軸に見ていくことが重要です。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証スタンダード市場に上場する菊水HLDG(6912)。株価1,874円(当日+4.69%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.81倍(基準:15倍以下)
PER10.8倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.11倍(基準:2倍以下)
PBR1.11倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 2.83%(基準:2.5%以上)
配当利回り2.83%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 10.5%(基準:10%以上)
ROE10.5%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 80.6%(基準:40%以上)
自己資本比率80.6%は非常に健全。財務的な安心感があります。
経常利益変化率 10.6%(基準:10%以上)
経常利益変化率10.6%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
|
Amazon 株式投資 第4版 長期的に株式がいかに優れた資産かをデータで示す。配当再投資戦略も解説。 |
Amazon インデックス投資は勝者のゲーム バンガード創業者ボーグルが説く、確実な利益を得る常識的方法。 |
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、菊水HLDGのような東証スタンダード市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
指数が上昇する相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した菊水HLDG(6912)。自己資本比率80.6%という盤石な財務基盤が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
|
Amazon バフェットからの手紙 第4版 投資の神様バフェットの思考法・企業分析の哲学が詰まった一冊。 |
Amazon 敗者のゲーム〈原著第8版〉 低コスト・長期運用の重要性を説く、個人投資家必読の一冊。 |
Amazon 賢明なる投資家 バリュー投資の父グレアムによる不朽の名著。割安株の見つけ方を学べる。 |
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。