市場が下げるとき、長期投資家には「拾い場」が訪れます。感情を捨て、数字だけを見る。今日もそんな一銘柄をご紹介します。
11月の相場は軟調な展開となりました。売り優勢の動きが続き、市場全体に慎重ムードが漂いました。
「日本株予報、来期は「晴れ」 業績相場で再アタック① -…」との報道があり、企業業績への注目が集まる局面とみられました。 また、「AI・半導体株が撹乱する相場で抵抗力発揮する好業績3銘柄…」との報道があり、AI関連への資金流入が際立つとみられました。 一方で、「東京株、一時1200円超安 半導体株に売り:時事ドットコ…」との報道があり、売り圧力が優勢の厳しい展開とみられました。 さらに、「トリプル安の背景に財政拡大への不安 高市政権の「高圧経済…」との報道があり、政治動向が相場のムードに影響とみられました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全42銘柄中21社(通過率50%)という厳しい条件をクリアした中で、経常利益変化率257%という突出した成長力が際立っていたのがインターライフHLDG(1418)でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、経常利益変化率257%という成長の加速とROE18.0%という高い資本効率です。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証スタンダード市場に上場するインターライフHLDG(1418)。株価530円(当日+1.34%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 11.67倍(基準:15倍以下)
PER11.7倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.95倍(基準:2倍以下)
PBR1.95倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 3.77%(基準:2.5%以上)
配当利回り3.77%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 18.0%(基準:10%以上)
ROE18.0%は高水準で、自己資本を効率よく活用できています。
自己資本比率 44.6%(基準:40%以上)
自己資本比率44.6%は基準(40%)を上回り、健全な財務体質です。
経常利益変化率 257.1%(基準:10%以上)
経常利益変化率257.1%はほぼ倍増ペース。業績急拡大の可能性があり要注目です(決算資料での要因確認を推奨)。
|
Amazon ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第13版〉 インデックス投資の古典的名著。長期投資の本質をデータで示す決定版。 |
Amazon インデックス投資は勝者のゲーム バンガード創業者ボーグルが説く、確実な利益を得る常識的方法。 |
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。インターライフHLDGも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したインターライフHLDG(1418)。経常利益変化率257%という突出した成長力が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
|
Amazon バフェットからの手紙 第4版 投資の神様バフェットの思考法・企業分析の哲学が詰まった一冊。 |
Amazon 敗者のゲーム〈原著第8版〉 低コスト・長期運用の重要性を説く、個人投資家必読の一冊。 |
Amazon 賢明なる投資家 バリュー投資の父グレアムによる不朽の名著。割安株の見つけ方を学べる。 |
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。