相場の悲観論が広がるほど、割安な銘柄は増えていきます。ファンダメンタルズのスクリーニングを回すと、そういった銘柄が静かに浮かび上がってきます。
11月の相場は売りが優勢となりました。日経平均は4万9,500円台を試す局面もあり、投資家の警戒感が高まりました。
日経ビジネス電子版が今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 また、「東証5万円割れ 長期金利17年半ぶり高水準、円安で「トリ…」との報道があり、円安が輸出企業の業績期待を押し上げとみられました。 一方で、「日経平均の今週の予想レンジは4万9500円-5万1000…」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。 さらに、売り優勢となり、軟調な動きとなりました。
金融政策の先行き不透明感が相場のムードを揺さぶっています。金利動向は株式市場全体のバリュエーションに直接影響するため、引き続き注目が必要です。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全35銘柄中16社(通過率46%)という厳しい条件をクリアした中で、自己資本比率82.7%という盤石な財務基盤が際立っていたのがFaber Company(220A)でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、自己資本比率82.7%という盤石な財務基盤です。
当日は+3.11%と上昇しており、市場が少しずつ気づき始めているのかもしれません。ただし、追いかけるのではなく、あくまでファンダメンタルズを主軸に見ていくことが重要です。
円安進行で輸出企業が注目を集める中、こうした内需・ディフェンシブ系の割安株は見落とされやすい。長期的な視点で見ると、それがむしろ拾い場になり得ます。
東証スタンダード市場に上場するFaber Company(220A)。株価994円(当日+3.11%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.29倍(基準:15倍以下)
PER10.3倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.14倍(基準:2倍以下)
PBR1.14倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 3.02%(基準:2.5%以上)
配当利回り3.02%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 11.8%(基準:10%以上)
ROE11.8%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 82.7%(基準:40%以上)
自己資本比率82.7%は非常に健全。財務的な安心感があります。
経常利益変化率 22.3%(基準:10%以上)
経常利益変化率22.3%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、Faber Companyのような東証スタンダード市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したFaber Company(220A)。自己資本比率82.7%という盤石な財務基盤が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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