方向感のない相場でも、数字は動じません。毎日のスクリーニングから見つかった一銘柄をご紹介します。
11月の相場は強材料と弱材料が入り混じる展開となりました。明確な方向感が出ないまま、神経質な取引が続きました。
日経平均が最高値を更新し、市場に高揚感が漂いました。 また、「アングル:AI相場で広がる物色、日本勢に追い風 日経平均…」との報道があり、リスクオフムードが一部に広がるとみられました。 一方で、マネクリが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 さらに、買い優勢の展開となり、全般的な上昇が続きました。
円安進行が輸出関連企業の業績期待を押し上げる一方、内需系や円高メリット銘柄には逆風となりやすい局面でした。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全21銘柄中10社を通過したスクリーニングで、配当利回り4.57%という高い株主還元でトップスコアを獲得したのがアイモバイル(6535)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、配当利回り4.57%という高い株主還元水準とROE18.7%という高い資本効率です。
円安進行で輸出企業が注目を集める中、こうした内需・ディフェンシブ系の割安株は見落とされやすい。長期的な視点で見ると、それがむしろ拾い場になり得ます。
東証プライム市場に上場するアイモバイル(6535)。株価569円(当日-1.56%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 11.07倍(基準:15倍以下)
PER11.1倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.97倍(基準:2倍以下)
PBR1.97倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 4.57%(基準:2.5%以上)
配当利回り4.57%は高配当株として十分な水準です。
ROE 18.7%(基準:10%以上)
ROE18.7%は高水準で、自己資本を効率よく活用できています。
自己資本比率 59.3%(基準:40%以上)
自己資本比率59.3%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 17.6%(基準:10%以上)
経常利益変化率17.6%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、アイモバイルのような東証プライム市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したアイモバイル(6535)。配当利回り4.57%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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