相場が沸いているとき、私はかえって慎重になります。数字を追い、感情を排す——これが10年以上の個人投資家としての習慣です。今日もそんな一銘柄をご紹介します。
10月の相場は力強い動きとなりました。買い優勢の展開が続き、市場全体に高揚感が漂っています。
「いよいよ「日経平均株価5万円相場」が走り出す週になる -…」との報道があり、個人・機関投資家ともに関心を持って見守ったとみられました。 また、日経平均が最高値を更新し、市場に高揚感が漂いました。 一方で、「日経平均は5万円超えから「新章」スタートに? – SBI…」との報道があり、今後の相場の方向性を占う材料として注目されたとみられました。 さらに、「日経平均、「期待」先行の過熱相場 「実体経済から乖離」警…」との報道があり、リスクオフムードが一部に広がるとみられました。
指数が上昇する局面でも、スクリーニングをかけると取り残された割安株は必ず浮かんできます。全34銘柄中21社を通過した中で、7つの指標すべてをクリアした総合的な強さという数字でトップに立ったのが遠州トラック(9057)です。高揚感のある相場だからこそ、冷静に数字を見ることに意味があります。
東証スタンダード市場に上場する遠州トラック(9057)。株価3,200円(当日-0.93%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.00倍(基準:15倍以下)
PER10.0倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.03倍(基準:2倍以下)
PBR1.03倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 3.00%(基準:2.5%以上)
配当利回り3.00%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 10.7%(基準:10%以上)
ROE10.7%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 57.9%(基準:40%以上)
自己資本比率57.9%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 23.7%(基準:10%以上)
経常利益変化率23.7%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、遠州トラックのような東証スタンダード市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
指数が上昇する相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した遠州トラック(9057)。7つの指標すべてをクリアした総合的な強さが際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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