方向感のない相場でも、数字は動じません。毎日のスクリーニングから見つかった一銘柄をご紹介します。
10月の相場は強材料と弱材料が入り混じる展開となりました。明確な方向感が出ないまま、神経質な取引が続きました。
「日経平均株価、米株高やインテル好決算が追い風(先読み株式…」との報道があり、米国市場の動向が国内に直接波及とみられました。 また、「日経平均株価、5万円到達に決算不安 週次1717円高 割…」との報道があり、円高が輸出企業の重荷となる局面とみられました。 一方で、「高市トレードに警戒感高まる中、着実に業績増額の3銘柄 -…」との報道があり、企業業績への注目が集まる局面とみられました。 さらに、「日経平均、米中対立懸念の再燃が重荷(先読み株式相場) -…」との報道があり、リスクオフムードが一部に広がるとみられました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全32銘柄中17社を通過したスクリーニングで、配当利回り4.38%という高い株主還元でトップスコアを獲得したのが平山HLDG(7781)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、配当利回り4.38%という高い株主還元水準とROE18.1%という高い資本効率です。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証スタンダード市場に上場する平山HLDG(7781)。株価1,141円(当日-0.61%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.15倍(基準:15倍以下)
PER10.2倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.75倍(基準:2倍以下)
PBR1.75倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 4.38%(基準:2.5%以上)
配当利回り4.38%は高配当株として十分な水準です。
ROE 18.1%(基準:10%以上)
ROE18.1%は高水準で、自己資本を効率よく活用できています。
自己資本比率 40.5%(基準:40%以上)
自己資本比率40.5%は基準(40%)を上回り、健全な財務体質です。
経常利益変化率 11.5%(基準:10%以上)
経常利益変化率11.5%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。平山HLDGも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した平山HLDG(7781)。配当利回り4.38%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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