相場が沸いているとき、私はかえって慎重になります。数字を追い、感情を排す——これが10年以上の個人投資家としての習慣です。今日もそんな一銘柄をご紹介します。
9月の相場は買いが優勢となりました。日経平均は4万4,600円台を維持・回復する動きとなり、強気ムードが広がっています。
「〈相場を読む〉日経平均、年末5万円 マネックス証券 チー…」との報道があり、今後の相場シナリオをめぐって見方が分かれるとみられました。 また、「年末までに日経平均5万円 – マネクリ」との報道があり、今後の相場シナリオをめぐって見方が分かれるとみられました。 一方で、株探が今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 さらに、igなどでは今後の相場の行方が議論され、4万4,600円台の水準が一つのポイントとして注目されました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
こういう相場こそ、私は「見えにくい拾い場」だと思っています。皆がAI・テクノロジー株に目を向けている間、割安なまま放置されている銘柄が必ずある。全8銘柄中7社(通過率88%)を通過した中で、配当利回り4.07%という高い株主還元で頭一つ抜け出てきたのがテクノスマート(6246)でした。指数の熱狂の蚊帳の外にいるからこそ、静かに割安なまま放置されているのかもしれません。
この銘柄を選んだ最大の理由は、配当利回り4.07%という高い株主還元水準です。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証スタンダード市場に上場するテクノスマート(6246)。株価2,114円(当日+1.05%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.33倍(基準:15倍以下)
PER10.3倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.24倍(基準:2倍以下)
PBR1.24倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 4.07%(基準:2.5%以上)
配当利回り4.07%は高配当株として十分な水準です。
ROE 12.2%(基準:10%以上)
ROE12.2%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 60.2%(基準:40%以上)
自己資本比率60.2%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 35.2%(基準:10%以上)
経常利益変化率35.2%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。テクノスマートも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
指数が上昇する相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したテクノスマート(6246)。配当利回り4.07%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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