「数字は嘘をつかない」というのが私の投資哲学です。相場の方向感に関わらず、毎日スクリーニングをかけ続ける。今日もそんな一銘柄が浮かび上がりました。
8月の相場は方向感を欠く展開となりました。日経平均は4万1,800円台を挟んで強弱材料が交錯し、投資家の判断が分かれる一日でした。
「日経平均、NVIDIA決算が下押しか(先読み株式相場)…」との報道があり、半導体セクターが相場を牽引とみられました。 また、igなどでは今後の相場の行方が議論され、4万1,800円台の水準が一つのポイントとして注目されました。 一方で、「【市況】 明日の株式相場に向けて=「AIデータセンター関…」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。 さらに、「サプライズ① 編集部も驚いた!「秋号」の強気予想5銘柄…」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全18銘柄中10社を通過したスクリーニングで、7つの指標すべてをクリアした総合的な強さでトップスコアを獲得したのが兼松エンジニアリング(6402)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証スタンダード市場に上場する兼松エンジニアリング(6402)。株価1,483円(当日-0.13%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.34倍(基準:15倍以下)
PER10.3倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.02倍(基準:2倍以下)
PBR1.02倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 3.37%(基準:2.5%以上)
配当利回り3.37%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 10.2%(基準:10%以上)
ROE10.2%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 59.1%(基準:40%以上)
自己資本比率59.1%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 17.4%(基準:10%以上)
経常利益変化率17.4%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、兼松エンジニアリングのような東証スタンダード市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した兼松エンジニアリング(6402)。7つの指標すべてをクリアした総合的な強さが際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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