下げ相場を前に不安になる気持ちはわかります。でも私は、こういう局面のスクリーニング結果を楽しみにしています。数字が強ければ、それは根拠ある強さです。
8月の相場は売りが優勢となりました。日経平均は4万2,888円台を試す局面もあり、投資家の警戒感が高まりました。
「日経平均、米ハイテク株安が重荷(先読み株式相場) – 日…」との報道があり、投資家の判断を揺さぶる動きとなったとみられました。 また、「エヌビディア決算にらむ日経平均、好業績の中小型3銘柄 -…」との報道があり、半導体セクターが相場を牽引とみられました。 一方で、「明日の株式相場に向けて=沸騰相次ぐAI関連株「次の無双」…」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。 さらに、「日本株は2025年9月以降は「上がる」のか?「下がる」の…」との報道があり、金融政策の方向性が相場の焦点にとみられました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全14銘柄中8社(通過率57%)という厳しい条件をクリアした中で、7つの指標すべてをクリアした総合的な強さが際立っていたのがトランス・コスモス(9715)でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証プライム市場に上場するトランス・コスモス(9715)。株価3,710円(当日+0.41%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 12.27倍(基準:15倍以下)
PER12.3倍は市場平均(15〜17倍)を下回る割安水準です。
PBR 1.17倍(基準:2倍以下)
PBR1.17倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 2.86%(基準:2.5%以上)
配当利回り2.86%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 10.0%(基準:10%以上)
ROE10.0%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 57.0%(基準:40%以上)
自己資本比率57.0%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 13.8%(基準:10%以上)
経常利益変化率13.8%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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東証プライム市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。トランス・コスモスも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したトランス・コスモス(9715)。7つの指標すべてをクリアした総合的な強さが際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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