「数字は嘘をつかない」というのが私の投資哲学です。相場の方向感に関わらず、毎日スクリーニングをかけ続ける。今日もそんな一銘柄が浮かび上がりました。
7月の相場は強材料と弱材料が入り混じる展開となりました。明確な方向感が出ないまま、神経質な取引が続きました。
買い優勢の展開となり、全般的な上昇が続きました。 また、「日経平均株価、参院選の影響は限定的か(先読み株式相場)…」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。 一方で、「不安定相場で有望株を発掘する最強の合わせ技を大公開 -…」との報道があり、今後の相場の方向性を占う材料として注目されたとみられました。 さらに、日経平均は急落し、市場に動揺が広がりました。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全39銘柄中22社を通過したスクリーニングで、自己資本比率83.2%という盤石な財務基盤でトップスコアを獲得したのが東洋炭素(5310)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、自己資本比率83.2%という盤石な財務基盤です。
当日は+3.55%と上昇しており、市場が少しずつ気づき始めているのかもしれません。ただし、追いかけるのではなく、あくまでファンダメンタルズを主軸に見ていくことが重要です。
東証プライム市場に上場する東洋炭素(5310)。株価4,955円(当日+3.55%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.43倍(基準:15倍以下)
PER10.4倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.10倍(基準:2倍以下)
PBR1.10倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 2.93%(基準:2.5%以上)
配当利回り2.93%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 11.2%(基準:10%以上)
ROE11.2%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 83.2%(基準:40%以上)
自己資本比率83.2%は非常に健全。財務的な安心感があります。
経常利益変化率 32.4%(基準:10%以上)
経常利益変化率32.4%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、東洋炭素のような東証プライム市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した東洋炭素(5310)。自己資本比率83.2%という盤石な財務基盤が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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