「数字は嘘をつかない」というのが私の投資哲学です。相場の方向感に関わらず、毎日スクリーニングをかけ続ける。今日もそんな一銘柄が浮かび上がりました。
7月の相場は強材料と弱材料が入り混じる展開となりました。明確な方向感が出ないまま、神経質な取引が続きました。
「日経平均株価、米25%関税が逆風(先読み株式相場) -…」との報道があり、貿易摩擦リスクへの警戒が高まるとみられました。 また、株探が今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 一方で、「日経平均は小動きか、関税警戒は重荷(先読み株式相場) -…」との報道があり、貿易摩擦リスクへの警戒が高まるとみられました。 さらに、「89歳資産21億円のデイトレーダーが実践する不透明相場で…」との報道があり、リスクオフムードが一部に広がるとみられました。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全246銘柄中103社を通過したスクリーニングで、経常利益変化率164%という突出した成長力でトップスコアを獲得したのが山一電機()です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、経常利益変化率164%という成長の加速と自己資本比率74.0%という盤石な財務基盤です。
東証プライム市場に上場する山一電機()。株価2,653円(当日+1.76%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.22倍(基準:15倍以下)
PER10.2倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.30倍(基準:2倍以下)
PBR1.30倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 3.35%(基準:2.5%以上)
配当利回り3.35%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 13.5%(基準:10%以上)
ROE13.5%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 74.0%(基準:40%以上)
自己資本比率74.0%は非常に健全。財務的な安心感があります。
経常利益変化率 163.9%(基準:10%以上)
経常利益変化率163.9%はほぼ倍増ペース。業績急拡大の可能性があり要注目です(決算資料での要因確認を推奨)。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、山一電機のような東証プライム市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、経常利益変化率164%という数字は魅力的ですが、その要因が本業の継続的な成長なのか、資産売却や特別利益などの一時要因なのかは決算短信の「経常利益の増減要因」欄で必ず確認してください。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した山一電機()。経常利益変化率164%という突出した成長力が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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