市場全体が上昇する局面は高揚感がある。でも長年やってきてわかるのは、熱狂の真っ只中こそ、一番冷静に数字を見なければいけないということです。
6月の相場は買いが優勢となりました。日経平均は3万9,584円台を維持・回復する動きとなり、強気ムードが広がっています。
「日経平均株価5カ月ぶりに4万円台を回復:識者はこうみる…」との報道があり、ポジティブな材料として受け止められたとみられました。 また、「日経平均株価、終値642円高の3万9584円 「真空地帯…」との報道があり、円高が輸出企業の重荷となる局面とみられました。 一方で、「明日の株式相場に向けて=国家安保の要衝を担うサイバー防衛…」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。 さらに、ダイヤモンド・オンラインが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
こういう相場こそ、私は「見えにくい拾い場」だと思っています。皆がAI・テクノロジー株に目を向けている間、割安なまま放置されている銘柄が必ずある。全31銘柄中8社(通過率26%)を通過した中で、ROE21.1%という優秀な資本効率で頭一つ抜け出てきたのがサニーサイドアップグループ()でした。指数の熱狂の蚊帳の外にいるからこそ、静かに割安なまま放置されているのかもしれません。
この銘柄を選んだ最大の理由は、ROE21.1%という高い資本効率です。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証スタンダード市場に上場するサニーサイドアップグループ()。株価543円(当日+0.00%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.19倍(基準:15倍以下)
PER10.2倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.98倍(基準:2倍以下)
PBR1.98倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 3.68%(基準:2.5%以上)
配当利回り3.68%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 21.1%(基準:10%以上)
ROE21.1%は優秀な資本効率。投資した資本から高いリターンを生み出しています。
自己資本比率 46.9%(基準:40%以上)
自己資本比率46.9%は基準(40%)を上回り、健全な財務体質です。
経常利益変化率 12.4%(基準:10%以上)
経常利益変化率12.4%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、サニーサイドアップグループのような東証スタンダード市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
指数が上昇する相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したサニーサイドアップグループ()。ROE21.1%という優秀な資本効率が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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