下げ相場を前に不安になる気持ちはわかります。でも私は、こういう局面のスクリーニング結果を楽しみにしています。数字が強ければ、それは根拠ある強さです。
6月の相場は軟調な展開となりました。売り優勢の動きが続き、市場全体に慎重ムードが漂いました。
「日経平均、米ハイテク株高が支え 円高は重荷(先読み株式相…」との報道があり、円高が輸出企業の重荷となる局面とみられました。 また、「トランプ関税の狙いと問題点 ~ドル円相場や日経平均株価へ…」との報道があり、円安が輸出企業の業績期待を押し上げとみられました。 一方で、nomuraが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 さらに、売り優勢となり、軟調な動きとなりました。
円安進行が輸出関連企業の業績期待を押し上げる一方、内需系や円高メリット銘柄には逆風となりやすい局面でした。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全19銘柄中11社(通過率58%)という厳しい条件をクリアした中で、7つの指標すべてをクリアした総合的な強さが際立っていたのがテクノ菱和(1965)でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、経常利益変化率56%という成長の加速と自己資本比率66.0%という盤石な財務基盤です。
円安進行で輸出企業が注目を集める中、こうした内需・ディフェンシブ系の割安株は見落とされやすい。長期的な視点で見ると、それがむしろ拾い場になり得ます。
東証スタンダード市場に上場するテクノ菱和(1965)。株価3,470円(当日+1.02%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.06倍(基準:15倍以下)
PER10.1倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.38倍(基準:2倍以下)
PBR1.38倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 2.88%(基準:2.5%以上)
配当利回り2.88%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 14.2%(基準:10%以上)
ROE14.2%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 66.0%(基準:40%以上)
自己資本比率66.0%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 55.9%(基準:10%以上)
経常利益変化率55.9%は力強い成長。本業の拡大が順調に進んでいる可能性があります。
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東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。テクノ菱和も例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したテクノ菱和(1965)。7つの指標すべてをクリアした総合的な強さが際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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