「数字は嘘をつかない」というのが私の投資哲学です。相場の方向感に関わらず、毎日スクリーニングをかけ続ける。今日もそんな一銘柄が浮かび上がりました。
6月の相場は方向感を欠く展開となりました。日経平均は3万8,000円台を挟んで強弱材料が交錯し、投資家の判断が分かれる一日でした。
「「日本株」は「上放れ」の可能性も? – SBI証券」との報道があり、投資家の判断を揺さぶる動きとなったとみられました。 また、「日経平均株価、米株高と円安が追い風(先読み株式相場) -…」との報道があり、円安が輸出企業の業績期待を押し上げとみられました。 一方で、「【特集】 佐藤正和氏【日経平均3万8000円台回復、夏相…」との報道があり、ポジティブな材料として受け止められたとみられました。 さらに、買い優勢の展開となり、全般的な上昇が続きました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全16銘柄中11社を通過したスクリーニングで、7つの指標すべてをクリアした総合的な強さでトップスコアを獲得したのが四国化成HLDG(4099)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証プライム市場に上場する四国化成HLDG(4099)。株価1,928円(当日-0.52%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.07倍(基準:15倍以下)
PER10.1倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.03倍(基準:2倍以下)
PBR1.03倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 2.59%(基準:2.5%以上)
配当利回り2.59%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 10.4%(基準:10%以上)
ROE10.4%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 61.4%(基準:40%以上)
自己資本比率61.4%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 16.1%(基準:10%以上)
経常利益変化率16.1%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、四国化成HLDGのような東証プライム市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した四国化成HLDG(4099)。7つの指標すべてをクリアした総合的な強さが際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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