方向感のない相場でも、数字は動じません。毎日のスクリーニングから見つかった一銘柄をご紹介します。
6月の相場は方向感を欠く展開となりました。日経平均は3万8,000円台を挟んで強弱材料が交錯し、投資家の判断が分かれる一日でした。
「「日本株」は「上放れ」の可能性も? – SBI証券」との報道があり、投資家の判断を揺さぶる動きとなったとみられました。 また、「日経平均株価、米株高と円安が追い風(先読み株式相場) -…」との報道があり、円安が輸出企業の業績期待を押し上げとみられました。 一方で、「【特集】 佐藤正和氏【日経平均3万8000円台回復、夏相…」との報道があり、ポジティブな材料として受け止められたとみられました。 さらに、買い優勢の展開となり、全般的な上昇が続きました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全15銘柄中10社を通過したスクリーニングで、7つの指標すべてをクリアした総合的な強さでトップスコアを獲得したのが三谷商事(8066)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証スタンダード市場に上場する三谷商事(8066)。株価2,230円(当日+0.90%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.02倍(基準:15倍以下)
PER10.0倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.12倍(基準:2倍以下)
PBR1.12倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 2.96%(基準:2.5%以上)
配当利回り2.96%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 11.6%(基準:10%以上)
ROE11.6%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 55.9%(基準:40%以上)
自己資本比率55.9%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 13.1%(基準:10%以上)
経常利益変化率13.1%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。三谷商事も例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した三谷商事(8066)。7つの指標すべてをクリアした総合的な強さが際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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