市場が下げるとき、長期投資家には「拾い場」が訪れます。感情を捨て、数字だけを見る。今日もそんな一銘柄をご紹介します。
6月の相場は軟調な展開となりました。売り優勢の動きが続き、市場全体に慎重ムードが漂いました。
「日経平均株価、年内4万円回復難しく みずほ証券の三浦豊氏…」との報道があり、ポジティブな材料として受け止められたとみられました。 また、「エミン氏が大胆予測「日経平均は来年5万円、2030年に7…」との報道があり、今後の相場シナリオをめぐって見方が分かれるとみられました。 一方で、「【市況】 【杉村富生の短期相場観測】 ─銘柄勝負のターゲ…」との報道があり、個人・機関投資家ともに関心を持って見守ったとみられました。 さらに、ダイヤモンド・オンラインが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全11銘柄中8社(通過率73%)という厳しい条件をクリアした中で、ROE21.1%という優秀な資本効率が際立っていたのがサニーサイドアップグループ(2180)でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、ROE21.1%という高い資本効率です。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証スタンダード市場に上場するサニーサイドアップグループ(2180)。株価544円(当日-1.27%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.21倍(基準:15倍以下)
PER10.2倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.98倍(基準:2倍以下)
PBR1.98倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 3.68%(基準:2.5%以上)
配当利回り3.68%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 21.1%(基準:10%以上)
ROE21.1%は優秀な資本効率。投資した資本から高いリターンを生み出しています。
自己資本比率 46.9%(基準:40%以上)
自己資本比率46.9%は基準(40%)を上回り、健全な財務体質です。
経常利益変化率 12.4%(基準:10%以上)
経常利益変化率12.4%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。サニーサイドアップグループも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したサニーサイドアップグループ(2180)。ROE21.1%という優秀な資本効率が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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