市場が下げるとき、長期投資家には「拾い場」が訪れます。感情を捨て、数字だけを見る。今日もそんな一銘柄をご紹介します。
6月の相場は売りが優勢となりました。日経平均は3万7,000円台を試す局面もあり、投資家の警戒感が高まりました。
「【特集】 馬渕治好氏【日経平均3万7000円台の攻防、6…」との報道があり、個人・機関投資家ともに関心を持って見守ったとみられました。 また、「〈相場を読む〉日経平均、4万円試す展開も ニッセイアセッ…」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。 一方で、マネクリが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 さらに、ダイヤモンド・オンラインが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全21銘柄中11社(通過率52%)という厳しい条件をクリアした中で、ROE21.1%という優秀な資本効率が際立っていたのがサニーサイドアップグループ()でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、ROE21.1%という高い資本効率です。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証スタンダード市場に上場するサニーサイドアップグループ()。株価547円(当日+2.24%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.26倍(基準:15倍以下)
PER10.3倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.99倍(基準:2倍以下)
PBR1.99倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 3.66%(基準:2.5%以上)
配当利回り3.66%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 21.1%(基準:10%以上)
ROE21.1%は優秀な資本効率。投資した資本から高いリターンを生み出しています。
自己資本比率 46.9%(基準:40%以上)
自己資本比率46.9%は基準(40%)を上回り、健全な財務体質です。
経常利益変化率 12.4%(基準:10%以上)
経常利益変化率12.4%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。サニーサイドアップグループも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したサニーサイドアップグループ()。ROE21.1%という優秀な資本効率が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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