方向感のない相場でも、数字は動じません。毎日のスクリーニングから見つかった一銘柄をご紹介します。
5月の相場は方向感を欠く展開となりました。日経平均は3万7,000円台を挟んで強弱材料が交錯し、投資家の判断が分かれる一日でした。
「日経平均株価、米株高が追い風(先読み株式相場) – 日本…」との報道があり、米国市場の動向が国内に直接波及とみられました。 また、買い優勢の展開となり、全般的な上昇が続きました。 一方で、前日の下落から一転し、自律反発の動きが見られました。 さらに、「ドル/円はレンジ相場か、米財政懸念・関税交渉が波乱要因=…」との報道があり、貿易摩擦リスクへの警戒が高まるとみられました。
金融政策の先行き不透明感が相場のムードを揺さぶっています。金利動向は株式市場全体のバリュエーションに直接影響するため、引き続き注目が必要です。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全9銘柄中6社を通過したスクリーニングで、自己資本比率81.3%という盤石な財務基盤でトップスコアを獲得したのが上村工業(4966)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、自己資本比率81.3%という盤石な財務基盤です。
東証スタンダード市場に上場する上村工業(4966)。株価9,320円(当日+1.64%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.68倍(基準:15倍以下)
PER10.7倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.42倍(基準:2倍以下)
PBR1.42倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 3.00%(基準:2.5%以上)
配当利回り3.00%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 14.2%(基準:10%以上)
ROE14.2%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 81.3%(基準:40%以上)
自己資本比率81.3%は非常に健全。財務的な安心感があります。
経常利益変化率 26.3%(基準:10%以上)
経常利益変化率26.3%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。上村工業も例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した上村工業(4966)。自己資本比率81.3%という盤石な財務基盤が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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