市場が下げるとき、長期投資家には「拾い場」が訪れます。感情を捨て、数字だけを見る。今日もそんな一銘柄をご紹介します。
5月の相場は売りが優勢となりました。日経平均は3万7,498円台を試す局面もあり、投資家の警戒感が高まりました。
「日経平均株価、米株高が追い風(先読み株式相場) – 日本…」との報道があり、米国市場の動向が国内に直接波及とみられました。 また、「トランプ関税で大荒れ相場に?初心者でもわかる株式市場の影…」との報道があり、貿易摩擦リスクへの警戒が高まるとみられました。 一方で、ダイヤモンド・オンラインが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 さらに、日経平均は急落し、市場に動揺が広がりました。
金融政策の先行き不透明感が相場のムードを揺さぶっています。金利動向は株式市場全体のバリュエーションに直接影響するため、引き続き注目が必要です。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全16銘柄中13社(通過率81%)という厳しい条件をクリアした中で、配当利回り4.81%という高い株主還元が際立っていたのが船場(6540)でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、配当利回り4.81%という高い株主還元水準です。
円安進行で輸出企業が注目を集める中、こうした内需・ディフェンシブ系の割安株は見落とされやすい。長期的な視点で見ると、それがむしろ拾い場になり得ます。
東証スタンダード市場に上場する船場(6540)。株価1,454円(当日+2.54%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.23倍(基準:15倍以下)
PER10.2倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.13倍(基準:2倍以下)
PBR1.13倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 4.81%(基準:2.5%以上)
配当利回り4.81%は高配当株として十分な水準です。
ROE 11.6%(基準:10%以上)
ROE11.6%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 58.4%(基準:40%以上)
自己資本比率58.4%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 47.2%(基準:10%以上)
経常利益変化率47.2%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
|
Amazon インデックス投資は勝者のゲーム バンガード創業者ボーグルが説く、確実な利益を得る常識的方法。 |
Amazon 敗者のゲーム〈原著第8版〉 低コスト・長期運用の重要性を説く、個人投資家必読の一冊。 |
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。船場も例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した船場(6540)。配当利回り4.81%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
|
Amazon ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第13版〉 インデックス投資の古典的名著。長期投資の本質をデータで示す決定版。 |
Amazon 賢明なる投資家 バリュー投資の父グレアムによる不朽の名著。割安株の見つけ方を学べる。 |
Amazon 株式投資 第4版 長期的に株式がいかに優れた資産かをデータで示す。配当再投資戦略も解説。 |
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。