「数字は嘘をつかない」というのが私の投資哲学です。相場の方向感に関わらず、毎日スクリーニングをかけ続ける。今日もそんな一銘柄が浮かび上がりました。
5月の相場は方向感を欠く展開となりました。日経平均は3万7,503円台を挟んで強弱材料が交錯し、投資家の判断が分かれる一日でした。
「連休後相場を無事に通過し、日経平均は7月初まで堅調に -…」との報道があり、個人・機関投資家ともに関心を持って見守ったとみられました。 また、日経平均は急落し、市場に動揺が広がりました。 一方で、ダイヤモンド・オンラインが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 さらに、「投資家調査:ガソリン価格高騰、対策は?/日経平均3カ月先…」との報道があり、市場関係者の注目を集めたとみられました。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全27銘柄中17社を通過したスクリーニングで、経常利益変化率127%という突出した成長力でトップスコアを獲得したのがヤマト(1967)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、経常利益変化率127%という成長の加速と自己資本比率69.9%という盤石な財務基盤です。
当日は+4.80%と上昇しており、市場が少しずつ気づき始めているのかもしれません。ただし、追いかけるのではなく、あくまでファンダメンタルズを主軸に見ていくことが重要です。
市場でも高配当・バリュー株への関心が高まっている局面であり、この銘柄はそうした資金の受け皿になり得るポジションにいます。
東証スタンダード市場に上場するヤマト(1967)。株価1,639円(当日+4.80%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.36倍(基準:15倍以下)
PER10.4倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 0.99倍(基準:2倍以下)
PBR0.99倍は解散価値以下。資産面では非常に割安です。
配当利回り 2.75%(基準:2.5%以上)
配当利回り2.75%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 10.0%(基準:10%以上)
ROE10.0%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 69.9%(基準:40%以上)
自己資本比率69.9%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 126.6%(基準:10%以上)
経常利益変化率126.6%はほぼ倍増ペース。業績急拡大の可能性があり要注目です(決算資料での要因確認を推奨)。
|
Amazon 敗者のゲーム〈原著第8版〉 低コスト・長期運用の重要性を説く、個人投資家必読の一冊。 |
Amazon ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第13版〉 インデックス投資の古典的名著。長期投資の本質をデータで示す決定版。 |
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、ヤマトのような東証スタンダード市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、経常利益変化率127%という数字は魅力的ですが、その要因が本業の継続的な成長なのか、資産売却や特別利益などの一時要因なのかは決算短信の「経常利益の増減要因」欄で必ず確認してください。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したヤマト(1967)。経常利益変化率127%という突出した成長力が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
|
Amazon インデックス投資は勝者のゲーム バンガード創業者ボーグルが説く、確実な利益を得る常識的方法。 |
Amazon 株式投資 第4版 長期的に株式がいかに優れた資産かをデータで示す。配当再投資戦略も解説。 |
Amazon 賢明なる投資家 バリュー投資の父グレアムによる不朽の名著。割安株の見つけ方を学べる。 |
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。