「数字は嘘をつかない」というのが私の投資哲学です。相場の方向感に関わらず、毎日スクリーニングをかけ続ける。今日もそんな一銘柄が浮かび上がりました。
5月の相場は方向感を欠く展開となりました。日経平均は3万8,000円台を挟んで強弱材料が交錯し、投資家の判断が分かれる一日でした。
日本経済新聞は年末の日経平均として3万8,000円水準を想定するなど、強気の中期シナリオが示されました。 また、igが今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 一方で、売り優勢となり、軟調な動きとなりました。 さらに、「過熱する自社株買い相場 「有事の還元」に一抹の不安 -…」との報道があり、株主還元強化がバリュー株に追い風とみられました。
SBI証券・日経などのストラテジストは今後の相場展望を示しており、「3万8,000円水準も視野に入る」という中長期の強気シナリオも語られています。もっとも、目先は不透明感が残る局面でもあり、注意深く動向を見守る必要があります。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全47銘柄中21社を通過したスクリーニングで、配当利回り4.29%という高い株主還元でトップスコアを獲得したのがMCJ(6670)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、配当利回り4.29%という高い株主還元水準とROE16.7%という高い資本効率です。
市場でも高配当・バリュー株への関心が高まっている局面であり、この銘柄はそうした資金の受け皿になり得るポジションにいます。
東証スタンダード市場に上場するMCJ(6670)。株価1,328円(当日-0.30%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.70倍(基準:15倍以下)
PER10.7倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.65倍(基準:2倍以下)
PBR1.65倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 4.29%(基準:2.5%以上)
配当利回り4.29%は高配当株として十分な水準です。
ROE 16.7%(基準:10%以上)
ROE16.7%は高水準で、自己資本を効率よく活用できています。
自己資本比率 65.6%(基準:40%以上)
自己資本比率65.6%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 22.6%(基準:10%以上)
経常利益変化率22.6%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、MCJのような東証スタンダード市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したMCJ(6670)。配当利回り4.29%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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