方向感のない相場でも、数字は動じません。毎日のスクリーニングから見つかった一銘柄をご紹介します。
4月の相場は方向感を欠く展開となりました。日経平均は3万8,000円台を挟んで強弱材料が交錯し、投資家の判断が分かれる一日でした。
日本経済新聞は年末の日経平均として3万8,000円水準を想定するなど、強気の中期シナリオが示されました。 また、売り優勢となり、軟調な動きとなりました。 一方で、「日経平均株価205円高 戻り相場の一巡告げるホンダ株 -…」との報道があり、円高が輸出企業の重荷となる局面とみられました。 さらに、日経平均は急落し、市場に動揺が広がりました。
日経などのストラテジストは今後の相場展望を示しており、「3万8,000円水準も視野に入る」という中長期の強気シナリオも語られています。もっとも、目先は不透明感が残る局面でもあり、注意深く動向を見守る必要があります。
方向感が定まらない相場だからこそ、感情を排して数字だけを見る。全36銘柄中16社を通過したスクリーニングで、配当利回り5.24%という高い株主還元でトップスコアを獲得したのが宮地エンジニアリンググループ(3431)です。こういう局面に静かに浮かんでくる銘柄こそ、冷静に調べる価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、配当利回り5.24%という高い株主還元水準です。
円安進行で輸出企業が注目を集める中、こうした内需・ディフェンシブ系の割安株は見落とされやすい。長期的な視点で見ると、それがむしろ拾い場になり得ます。
東証プライム市場に上場する宮地エンジニアリンググループ(3431)。株価1,833円(当日-0.27%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 11.46倍(基準:15倍以下)
PER11.5倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.26倍(基準:2倍以下)
PBR1.26倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 5.24%(基準:2.5%以上)
配当利回り5.24%は非常に高水準。持っているだけでも魅力的なリターンです。
ROE 11.6%(基準:10%以上)
ROE11.6%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 53.5%(基準:40%以上)
自己資本比率53.5%は基準(40%)を上回り、健全な財務体質です。
経常利益変化率 47.2%(基準:10%以上)
経常利益変化率47.2%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、宮地エンジニアリンググループのような東証プライム市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
方向感の定まらない相場の中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した宮地エンジニアリンググループ(3431)。配当利回り5.24%という高い株主還元が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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