相場の悲観論が広がるほど、割安な銘柄は増えていきます。ファンダメンタルズのスクリーニングを回すと、そういった銘柄が静かに浮かび上がってきます。
4月の相場は売りが優勢となりました。日経平均は3万4,279円台を試す局面もあり、投資家の警戒感が高まりました。
日経平均は急落し、市場に動揺が広がりました。 また、「日経平均株価の「2025年5月中旬まで」の値動き予測!…」との報道があり、貿易摩擦リスクへの警戒が高まるとみられました。 一方で、「日本株は反落へ、円高で企業業績に不透明感-輸出関連や素材…」との報道があり、売り圧力が優勢の厳しい展開とみられました。 さらに、「日経平均株価450円安 円高進行で高まる警戒レベル -…」との報道があり、円安が輸出企業の業績期待を押し上げとみられました。
円安進行が輸出関連企業の業績期待を押し上げる一方、内需系や円高メリット銘柄には逆風となりやすい局面でした。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全1銘柄中1社(通過率100%)という厳しい条件をクリアした中で、自己資本比率80.1%という盤石な財務基盤が際立っていたのがオービーシステム(5576)でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、自己資本比率80.1%という盤石な財務基盤です。
円安進行で輸出企業が注目を集める中、こうした内需・ディフェンシブ系の割安株は見落とされやすい。長期的な視点で見ると、それがむしろ拾い場になり得ます。
東証スタンダード市場に上場するオービーシステム(5576)。株価2,440円(当日+2.74%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 12.64倍(基準:15倍以下)
PER12.6倍は市場平均(15〜17倍)を下回る割安水準です。
PBR 1.19倍(基準:2倍以下)
PBR1.19倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 2.87%(基準:2.5%以上)
配当利回り2.87%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 10.3%(基準:10%以上)
ROE10.3%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 80.1%(基準:40%以上)
自己資本比率80.1%は非常に健全。財務的な安心感があります。
経常利益変化率 22.2%(基準:10%以上)
経常利益変化率22.2%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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東証スタンダード市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。オービーシステムも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したオービーシステム(5576)。自己資本比率80.1%という盤石な財務基盤が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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