市場が下げるとき、長期投資家には「拾い場」が訪れます。感情を捨て、数字だけを見る。今日もそんな一銘柄をご紹介します。
3月の相場は売りが優勢となりました。日経平均は3万5,617円台を試す局面もあり、投資家の警戒感が高まりました。
売り優勢となり、3万5,617円台まで下落となりました。 また、「日経平均株価は弱気相場が継続も、日本の景気が底割れするリ…」との報道があり、貿易摩擦リスクへの警戒が高まるとみられました。 一方で、「「トランプ関税」で引き続き波乱~下値メドは? – SBI…」との報道があり、貿易摩擦リスクへの警戒が高まるとみられました。 さらに、「荒れ模様の日本株、”日経平均3万5000円台”は妥当なの…」との報道があり、今後の相場の方向性を占う材料として注目されたとみられました。
円安進行が輸出関連企業の業績期待を押し上げる一方、内需系や円高メリット銘柄には逆風となりやすい局面でした。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全4銘柄中2社(通過率50%)という厳しい条件をクリアした中で、7つの指標すべてをクリアした総合的な強さが際立っていたのが日邦産業(9913)でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
円安進行で輸出企業が注目を集める中、こうした内需・ディフェンシブ系の割安株は見落とされやすい。長期的な視点で見ると、それがむしろ拾い場になり得ます。
東証スタンダード市場に上場する日邦産業(9913)。株価2,340円(当日+0.04%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 14.37倍(基準:15倍以下)
PER14.4倍は市場平均(15〜17倍)を下回る割安水準です。
PBR 1.42倍(基準:2倍以下)
PBR1.42倍は資産価値に近い水準で、割安感があります。
配当利回り 3.16%(基準:2.5%以上)
配当利回り3.16%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 10.7%(基準:10%以上)
ROE10.7%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 48.1%(基準:40%以上)
自己資本比率48.1%は基準(40%)を上回り、健全な財務体質です。
経常利益変化率 14.9%(基準:10%以上)
経常利益変化率14.9%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、日邦産業のような東証スタンダード市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した日邦産業(9913)。7つの指標すべてをクリアした総合的な強さが際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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