相場の悲観論が広がるほど、割安な銘柄は増えていきます。ファンダメンタルズのスクリーニングを回すと、そういった銘柄が静かに浮かび上がってきます。
3月の相場は売りが優勢となりました。日経平均は3万6,000円台を試す局面もあり、投資家の警戒感が高まりました。
売り優勢となり、軟調な動きとなりました。 また、「波乱相場で投資チャンス?好業績期待株7選 – SBI証券」との報道があり、企業業績への注目が集まる局面とみられました。 一方で、「トランプ不況懸念で日米大幅株安。減る資産を前に、長期積立…」との報道があり、リスクオフムードが一部に広がるとみられました。 さらに、日経平均は急落し、市場に動揺が広がりました。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全6銘柄中2社(通過率33%)という厳しい条件をクリアした中で、ROE18.3%という優秀な資本効率が際立っていたのがヴィス(5071)でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、ROE18.3%という高い資本効率です。
相場が軟調なときこそ、高配当・財務健全な銘柄の相対的な魅力が際立ちます。下値を支えるファンダメンタルズの強さが、長期投資家にとっての安心材料になります。
東証スタンダード市場に上場するヴィス(5071)。株価1,226円(当日-1.05%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.18倍(基準:15倍以下)
PER10.2倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.74倍(基準:2倍以下)
PBR1.74倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 2.94%(基準:2.5%以上)
配当利回り2.94%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 18.3%(基準:10%以上)
ROE18.3%は高水準で、自己資本を効率よく活用できています。
自己資本比率 59.1%(基準:40%以上)
自己資本比率59.1%は高水準で財務が安定しています。
経常利益変化率 19.3%(基準:10%以上)
経常利益変化率19.3%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、ヴィスのような東証スタンダード市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したヴィス(5071)。ROE18.3%という優秀な資本効率が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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