相場の悲観論が広がるほど、割安な銘柄は増えていきます。ファンダメンタルズのスクリーニングを回すと、そういった銘柄が静かに浮かび上がってきます。
2月の相場は波乱の展開となりました。日経平均は一時3万7,000円台まで下落し、今年最大の下げ幅を記録。市場全体に動揺が広がる厳しい一日でした。
SBI証券が今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 また、「2月末は大幅安、月足チャートで読む3月の日本株相場の方向…」との報道があり、強い売り圧力が一気に噴き出たとみられました。 一方で、日経平均は3万7,000円台まで急落し、強い売り圧力が働きました。 さらに、日経平均は3万7,000円台を割り込み、今年最大の下げ幅を記録する波乱の展開となりました。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、その他のセクターへの波及は限定的でした。市場全体が上昇している局面でも、すべての銘柄に等しく資金が向かっているわけではありません。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全7銘柄中1社(通過率14%)という厳しい条件をクリアした中で、7つの指標すべてをクリアした総合的な強さが際立っていたのが泉州電業(9824)でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
AI・半導体テーマが市場を席巻している局面では、こうした非テーマ系の銘柄は取り残されやすい。その分だけ割安感が際立ち、テーマ株の熱狂が冷めたあとに見直されるケースは歴史的に多い。
東証プライム市場に上場する泉州電業(9824)。株価4,760円(当日-2.36%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 11.02倍(基準:15倍以下)
PER11.0倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.50倍(基準:2倍以下)
PBR1.50倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 2.73%(基準:2.5%以上)
配当利回り2.73%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 14.4%(基準:10%以上)
ROE14.4%は基準(10%)をクリア。資本効率の観点でも合格点です。
自己資本比率 49.1%(基準:40%以上)
自己資本比率49.1%は基準(40%)を上回り、健全な財務体質です。
経常利益変化率 22.7%(基準:10%以上)
経常利益変化率22.7%は基準(10%)を上回る成長。着実に業績が拡大しています。
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良い数字が並んでいても、正直に書かなければいけないリスクがあります。
まず、泉州電業のような東証プライム市場の銘柄は流動性リスクを伴います。出来高が少ない日は売りたくても売れないことがあり、ポジションサイズの管理が重要です。
また、業績の継続性については決算資料を必ず確認してください。スクリーニング通過はあくまで入口であり、事業内容・競合環境・顧客集中リスクの精査は不可欠です。
本記事はあくまで参考情報であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断と責任はご自身でお願いします。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出した泉州電業(9824)。7つの指標すべてをクリアした総合的な強さが際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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