市場が下げるとき、長期投資家には「拾い場」が訪れます。感情を捨て、数字だけを見る。今日もそんな一銘柄をご紹介します。
2月の相場は波乱の展開となりました。日経平均は一時3万7,000円台まで下落し、今年最大の下げ幅を記録。市場全体に動揺が広がる厳しい一日でした。
SBI証券が今後の相場展望を示し、見方が分かれました。 また、日経平均は3万7,000円台まで急落し、強い売り圧力が働きました。 一方で、日経平均は3万7,000円台を割り込み、今年最大の下げ幅を記録する波乱の展開となりました。 さらに、日本経済新聞は年末の日経平均として4万4,000円水準を想定するなど、強気の中期シナリオが示されました。
野村アセット・SBI証券などのストラテジストは今後の相場展望を示しており、「4万4,000円水準も視野に入る」という中長期の強気シナリオも語られています。もっとも、目先は不透明感が残る局面でもあり、注意深く動向を見守る必要があります。
こういう相場の局面だからこそ、私は数字に立ち返ります。市場が揺れているときこそ、ファンダメンタルズという「ものさし」は力を発揮します。全14銘柄中5社(通過率36%)という厳しい条件をクリアした中で、ROE20.9%という優秀な資本効率が際立っていたのがアダストリア(2685)でした。下げ相場の中にこそ、こうした数字の強さを持つ銘柄を丁寧に見ていく価値があります。
この銘柄を選んだ最大の理由は、経常利益変化率53%という成長の加速とROE20.9%という高い資本効率です。
相場が軟調なときこそ、高配当・財務健全な銘柄の相対的な魅力が際立ちます。下値を支えるファンダメンタルズの強さが、長期投資家にとっての安心材料になります。
東証プライム市場に上場するアダストリア(2685)。株価2,989円(当日-0.07%)。毎日全銘柄にかけているスクリーニング条件と、この銘柄の数字を照合してみます。
PER 10.04倍(基準:15倍以下)
PER10.0倍は明確に割安。市場平均を大きく下回っています。
PBR 1.93倍(基準:2倍以下)
PBR1.93倍は2倍を下回り、適度な割安圏内にあります。
配当利回り 2.84%(基準:2.5%以上)
配当利回り2.84%は基準(2.5%)を上回り、安定した配当収入が期待できます。
ROE 20.9%(基準:10%以上)
ROE20.9%は優秀な資本効率。投資した資本から高いリターンを生み出しています。
自己資本比率 54.8%(基準:40%以上)
自己資本比率54.8%は基準(40%)を上回り、健全な財務体質です。
経常利益変化率 52.9%(基準:10%以上)
経常利益変化率52.9%は力強い成長。本業の拡大が順調に進んでいる可能性があります。
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東証プライム市場の中小型株は、相場全体が崩れた局面では大きく下げる可能性があります。アダストリアも例外ではなく、スクリーニング通過はあくまで「調べる価値がある」という入口の確認です。
決算内容・事業リスク・大口顧客への依存度・競合との差別化など、定性的な要素も含めた精査が欠かせません。
本記事は情報提供を目的としており、投資の推奨ではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
相場が軟調な中、ファンダメンタルズスクリーニングが弾き出したアダストリア(2685)。ROE20.9%という優秀な資本効率が際立っており、数字の面では申し分ありません。
ただし、繰り返しになりますが、スクリーニングは入口に過ぎません。実際に投資するかどうかは決算資料を読み込み、業績の継続性・事業リスクを確認したうえで、ご自身のポートフォリオに合うかどうかをご判断ください。
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